広いリビングは豪邸じゃなくても可能!でもやっぱ普通でイイ

リビング
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せっかくの注文住宅、絶対に広いリビングにしたい!20畳?25畳?いやいやいや、30畳ぐらいは欲しいでしょ!でも、土地も予算も必要だから現実的には無理だよね。狭い家でもリビングを広くする方法って何か無いのかな…って考えてるママ、お待たせしました。

結論から言いますと、狭い家でも広いリビングは可能ですがやめときましょう!

注文住宅を建てる際、「広いリビング」にしたいと考えてる人は多く、間取りの工夫で豪邸じゃなくても広いリビングが可能な時代となりました。ここでは、狭い家でも広いリビングにする方法と、別に広くなくてイイんじゃないと判断した理由についてお話をさせてください。

今注文住宅を計画中の方で、広いリビングにしようかなと考えている人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。

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広いリビングって何畳から?

狭いリビングと広いリビングってどれぐらいなのでしょう。

そもそもLDKと呼べるのは、1LDKの場合8畳、2LDK以上の場合は10畳以上という目安があります。この法則から、1部屋増えるとLDKの基準が2畳増える=3LDKは12畳、4LDKは14畳がLDKの基準としても良さそうかなと(実際は2LDK以上との基準しかないようですけど)

よって、一人一部屋持つと仮定すると4人家族の最低限のLDKの広さは14畳。さらにLDKの広さの平均を調べると、だいたい20畳までというのを目にします。とすると…

●~14畳未満=狭いリビング
●14~20畳=普通のリビング
●20畳超え~=広いリビング

こんな感じになり、20畳を超えてくると「広いリビング」と言っても過言ではないでしょう。

LDKの広さは最低何畳?計算上は16畳が最適という結果に
LDKの広さってめちゃくちゃ重要。取り合えずみんなが集まるLDKを広くしたいって老若男女言ってるもんね。絶対20畳以上いるっしょ!とは言いつつも、20畳って数字はどこから来たのか知らんけど。ぶっちゃけ20畳も必要なんだろうか...って考えて...
●LDK20畳を超えれば広い

地方でも20畳がひとつの目安

広いリビングを諦めてる理由

みんな広いリビングに憧れつつも、結局は夢半ばで諦めてるのでしょう。

広いリビング=豪邸というイメージの通り、リビングを広くするというのは一般人にはかなりハードルが高く、デメリット(というか無理な理由)があるんです。広いリビングを諦めた人というのは、きっとこれらの理由からじゃないでしょうか。

土地や建物の費用が高くなる

広いリビングにするには、結局お金がかかります。

普通にリビングを広くしようとすると、その分家が大きくなりその分土地も必要となります。リビングをたった2畳増やすだけでも50~100万ぐらいの覚悟が必要。もっと広くしたければ、そもそも土地に余裕があるのかなど、お金がいくらあっても足りないんです。

ほかの部屋が犠牲に狭くなる

広いリビングにすると、他の部屋が狭くなります。

建物の大きさは変えずにリビングだけを広くしようとすると、必ず他の部分にしわ寄せが来ます(収納が減ったり、個室が狭くなったりなど)他の部分を犠牲にしてまでもリビングを広くすべきかどうか検討し、だいたいリビングが負けてしまう人が多いのでしょう。

広くなれば掃除が大変になる

広いリビングは掃除が大変だと思いたい。

広いリビングって掃除大変だよねーって聞きますが、よっぽど広くない限り個人的にはそこまでの違いはないのかなと思います。ただ、こうでも思って諦めないとやってられないって感じ。掃除しやすいから狭くてもイイと自分に言い聞かせたいんです(個人の意見)

●土地や建物の費用が高くなる
●ほかの部屋が犠牲に狭くなる
●広くなれば掃除が大変になる

憧れるけど現実には無理だよね

広いリビングを実現する方法

ただ最近では、一般人でも広いリビングにすることが可能になりました。

わたしのような地方に家を建てるのであれば、20畳以上のリビングはそこそこいるのが現状です。それもこれも昨今の間取りの工夫のおかげだと思っています。今では、一般的な32坪ほどの3LDKの家でも、大豪邸しかあり得ないであろう30畳を超えるリビングも可能なのです。

昔はリビングは独立していた

昭和の時代、リビングは独立していました。

わたしが成人するまで育った実家は、リビングが独立しており畳の間でした。母親がひとりぼっちで、夏は暑く冬は寒い地獄のようなダイニングキッチンで皿を洗っていたのが今でも目に浮かびます。リビング単体の広さは6畳程度、これが普通だったのではないでしょうか。

ダイニングキッチンを繋げる

リビングはいつの頃からかLDKへと進化を遂げます。

家事をする人だけ取り残されることの無いようリビングはダイニングキッチンとつながり、LDKへとなりました。今では、リビングというとLDKの事ともなっており、家族全員がいる場所となったのです。ここでLDKは14畳とかなり広くなりました。

リビングと和室を隣接させる

リビングは独立した和室を引き寄せ、隣接させ始める。

客間として設けられた和室、普段全然使ってなくてもったいない。そこで、リビングに和室を隣接させるようになりました。これでLDK+和室で22畳の大空間。この時点で20畳を超えたリビングの完成です。今では当たり前のこの間取りですが、昔で言えば大豪邸ですよね。

歩くだけの廊下を消してみる

廊下って無駄じゃない?って誰かが言い始めました。

家事動線を短くするって名目で洗面所へ行く廊下を無くし、キッチンの裏や横に洗面所と風呂を配置しました。これは料理しながら洗濯が出来る神動線として褒め称えられています。これでリビングは和室合わせて22.5畳(洗面所+1畳)※ここから地味に和室が狭くなっていきます

リビングと庭を一体化させる

お庭をアウトドアリビングにして大空間に見せる。

基礎の立ち上がり50cmほどの段差をウッドデッキ等で高さを合わせ、簡単に庭に出れるようにしました。さらにカーテンレスにすることで、お庭とリビングがつながりました。リビングの広さは22.5畳ですが、体感では外のウッドデッキ+6畳も合わせて28.5畳でしょう。

リビング階段を検討してみる

そろそろリビング階段という方法に手を出す頃です。

階段の前にはどうあがいても廊下スペースが必要なのですが、リビング階段にすることでこの廊下部分もリビングに取り込めます。また、スケルトン階段にするとリビングに広がりが生まれます。LDK+和室+階段で26.5畳、+ウッドデッキ6畳で32.5畳。体感は夢の30畳超えですね。

吹き抜けで二階を合体させる

どうせなら吹き抜けで二階も合体させようと思いつきました。

リビング階段にすることで、リビングと二階がつながりました。それなら、吹き抜けを作って二階もリビングに取り込みましょう。階段含めた8畳の吹き抜けは最高の開放感。面積変化はなくとも、実際のリビングの広さ26.5畳に加え、ウッドデッキ+6畳、吹き抜け+8畳で体感40.5畳に!

さらに玄関を取り込んでみる

最終兵器、玄関もリビングとつなげてみる。

最後まで残っていた玄関ホールと廊下。これらをリビングに取り込む家も見られるような時代になりました。一階は水回りを抜いた30畳のリビング、さらにウッドデッキと吹き抜けで+14畳の44畳。結果、32坪程度の家でも体感44畳のリビングが可能だという事です。

●昔はリビングは独立していた
●ダイニングキッチンを繋げる
●リビングと和室を隣接させる
●歩くだけの廊下を消してみる
●リビングと庭を一体化させる
●リビング階段を検討してみる
●吹き抜けで二階を合体させる
●さらに玄関を取り込んでみる

一般人でも広いのできるじゃん

広いリビングなんていらない

でも結局、うちは16畳のLDKと4.5畳の和室=計20.5畳のリビングにしました。

先の例と同じく、うちの一階は縦7マス×横10マスの家の広さ。シュミレーションから最大30畳のリビングも可能だった面積です。それでもあえて20畳程度のリビングに収めたのは当然理由があるからで、広いリビングは必ずしも万能ではないのかなと思っています。

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エアコンの効きは確実に悪い

リビングが広すぎると、エアコンの効きは悪くなります。

日中は仕事や学校だと家にはいないことが多い子育て世帯。どれだけ家の性能が高くても一日中エアコンを付けるのはどう考えても不経済だと思ってしまいます。それならば、瞬間的に暖めたり冷やすことができる最低限の広さのリビングが自分の生活には合っているのではと。

余計な物を置いてしまいがち

リビングが広すぎると、無駄な空間が多くなる印象です。

ソファもダイニングテーブルも大きなモノを揃えないと、リビングはすっからかん。殺風景になりすぎて、それを埋めるようにスタディスペースとかも取り入れたくなる。リビングは広ければイイという考えは、無駄なモノは排除する今の時代とは逆行しているように感じます。

逆にコミュニケーション不足

リビングが広すぎると、コミュニケーション不足になる気がする。

みんなが集まってるリビングで、誰も言葉を発せず離れて座って携帯見てる。そんなリビングは誰も求めてないですよね。パーソナルスペースという言葉もありますが、手を伸ばせば家族に触れられる距離が一番コミュニケーションを取れるのではないかと考えてしまいます。

●エアコンの効きは確実に悪い
●余計な物を置いてしまいがち
●逆にコミュニケーション不足

んー、そこまで魅力ないかも

普通の広さのリビングでイイ

やっぱりリビングは普通の広さでイイのかなと思いました。家族の人数も3~4人ほど、来客が多い訳でもないのであれば20畳で十分かと。ただそれでも広いリビングに憧れている人がいるのであれば、ギリギリまでリビング広げてもらうようプロに依頼してみましょう。

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リビングの広さを考る時には

一般人が広いリビングにするときの注意事項があります。

限られた敷地内でなるべく広いリビングにしたい場合、何かを無くし、どこかとくっ付けるしか方法がありません。そうなると必ず弊害が生じます。そんな時は初心に帰って自分に問いかけてみてください。そのリビングでホントに大丈夫ですかと。

来客を想定してるリビングか

そのリビング、最低限来客を迎えれるような場所になっているのか。

玄関入ったら家中丸見え、リビングに隣接したトイレ、来客を迎える場所はどこか、子供の友達がどう通って部屋に行くのか。無理やり広げたリビングでは、常にそれなりに家をキレイにしておく必要があります。その自信がない場合、最低限来客のことも考えた方がイイのかも。

両親とは暮らせるリビングか

そのリビングで義理の両親と暮らせますか。

要は自分が子供に戻ったと仮定して、子供目線でどんなリビングかという事。帰ってきたら必ず顔を合わす、風呂上がりにも見られる。音も匂いも二階に筒抜け。プライバシーというものが少し欠けた過ごしにくい家になっていないかも注意が必要したいところです。

老後も考えたリビングなのか

そのリビングで、老後も快適に暮らせますか。

家族は年々減っていきます。最後には確実にひとり…です。それでもそんなに広いリビングが必要か、二階とつなげて開放感が必要か。そう思うと、広いリビングじゃなくてもいいのかなと。必要最低限の広さ、それが生涯一番快適なリビングなのではないでしょうか。

●来客を想定してるリビングか
●両親とは暮らせるリビングか
●老後も考えたリビングなのか

注文住宅を建てる際、広いリビングについてのお話でした。世間的にはリビングは広い方がイイという風潮ではありますが、身の丈に合ったサイズが一番なのではないかと思います。一般人にちょうどイイのはLDK+和室で20畳、このサイズから始めてみませんか。

今回の記事を読んで考えた結果、広いリビングはいらないと思いました!って言われる日を心待ちにしております。

パパオミより

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