新築時にお庭をどうしようって考えたとき、防草シートと砂利ってもはや定番ですよね。これでもう夏の草抜きとはおさらばできる!なんて想像してニヤニヤしているかと思います。
確かに草抜きはほぼ不要になるのですが、たったひとつだけ注意して欲しいことがあります。これを怠ると数年後、やり直ししなきゃならないかも知れませんよ!
●数年後に防草シートが見えてくる
●継ぎ目は確実にテープで留めよう
この記事を最後まで読んだらきっと、数年後も新築と同等レベルのメンテナンスフリーな庭を手に入れられるかも知れません。
今注文住宅を計画中の方で、お庭に防草シートと砂利を敷こうかなと悩んでいる人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
防草シートと砂利は草生えず
防草シートと砂利のコラボ、これはやはり最強でした。
住み始めてもう5年ほど経ちますが、雑草はほぼ生えてきません。たまに壁際に生えるものの、年に片手で数える程度。梅雨も夏も庭の草抜きなんてもうしなくてもイイんですよ。
これはホントに楽ですよ
5年後に防草シートが丸見え
ただ5年も経過すると、ところどころ防草シートが見えてきてるんです。
家の周りは防草シート+砂利なのですが、2箇所ほど防草シートが丸見えになってきている場所があります。これがまた道路側なのでたちが悪い。草は生えなくても見栄えが良くないんですよ。
ドンドン酷くなりました
砂利が防草シートに入り込む
なんでこんなことになるのか、横から確認してみました。
なるほど、防草シートの重なり部分のシートの下に砂利が入り込み、シートが押し出されるように上へ。これがドンドン進行し、最終的に地面に現れたということみたいですね。
歩くと砂利が移動するからね
重なり部の処理をしていない
そもそも重なり部分の処理、これが正解なのかと疑問があります。
雑草がシートとシートの隙間から生えないよう重ねられてはいましたが、ピンで留めてただけ。これでは歩けば歩くほど砂利がシートの下にめり込んでしまいます。
上を歩かなきゃ大丈夫だろうけど
防草シート用のテープで固定
対策として、継ぎ目を防草シート用のテープで留めることにしました。
防草シートの敷き方を調べると、高確率で継ぎ目はテープを貼っています。継ぎ目から雑草が生えないようにとのことでしたが、これはさらに砂利の侵入も防げるので一石二鳥です。
細かい配慮が欲しかった
数年間はメンテナンスフリー
これでしばらくは防草シートが見えてくることはないでしょう。
ただ、何年も砂利の上を歩いた歴史があります。防草シートの上には砂もあり、擦れて毛羽立ってもいました。きっとテープの粘着力は初期に貼るより弱い、後の祭りとはこのことです。
もう手遅れってことですね
草木が生えない楽な庭を依頼
結果、防草シートの継ぎ目にはテープが必要だと悟りました。最初からテープを貼ってれば今回やり直す必要はなかったでしょう。これを教訓に、完璧な庭を手に入れてみてはいかがでしょうか。
もしこの記事を読んで、防草シートと砂利を設置したいという人がいるのであれば、プロに外構を依頼してみましょう。
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外構依頼時に確認したいこと
最後に、防草シートと砂利を業者に依頼するときの注意点をお伝えしておきます。
業者によってはテープを貼るのが標準なところもあるはずです。しかし、ないところがあるのもまた事実。わたしのようなミスを犯す前に、ココを確認してみてください。
●施主支給で施工してくれるか
●重なり部は最悪DIYも検討
シート重なり部分の処理方法
まず、防草シートの継ぎ目をどうするか聞いてみてください。
庭のすべてを継ぎ目なしで施工するなんてほぼ不可能、必ず重なり部分が発生します。そこはテープを貼るのか、それともピン止めだけなのか、ここが数年後の運命の分かれ道です。
施主支給で施工してくれるか
次に、もしピン止めだけならテープをしてくださいとお願いしましょう。
防草シートのテープを施主支給し、施工してくれないかと交渉するのです。継ぎ目に貼るだけですのでそこまで手間はありません。きっと快く引き受けてくれる気がします。
重なり部は最悪DIYも検討
さらに、どうしても無理ならDIYも視野に。
うちはテープ貼りません、施主支給もお断りしますと言われたら…DIYしかありません。「継ぎ目は砂利を被せず置いといて!」とでも言って後から貼りましょう。
絶対テープは貼ってください
まとめ
注文住宅を建てる際、防草シートと砂利についてのお話でした。
防草シートの重なり部分、テープを貼らないと数年後にみっともなくなります。しっかりテープを貼ってもらい、向こう10年はメンテナンスフリーの庭を手に入れてはいかがでしょうか。
今回の記事を読んで考えた結果、防草シートのテープを貼ってもらいました!って言われる日を心待ちにしております。
手入れ要らずってマジで最高
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