家族が集まるLDKは絶対に広くしたい!20畳以上は必須でしょ!そんな淡い夢を見たところで、それがどんなに困難で無謀なことだったのかいつか気付く日が来るでしょう。
うちも、LDKは16畳が限界でしたからね。
しかし狭めのLDKで数年間過ごした結果、そもそもLDKじゃなきゃダメだったのかと疑問に思い始めました。だって、ダイニングやリビングなんてなくても過ごせますもん!
●ダイニングやソファを使えてない
●日本人は椅子座よりも床座がイイ
ここでは、家を建ててからも毎日のようにいろんな家の間取りを見て喜んでいるるわたしが、そもそもLDKって必要ないんじゃんと思ったお話をさせてください。
今注文住宅を計画中の方で、LDKが狭くなりそうで涙を流している人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
そろそろLDKをやめようか
当たり前のように提案されるLDK、そろそろ疑問を持ちましょうか。
おそらく公私室分離の概念から生まれたであろうLDK、今も間取りの王者として君臨し年々デカくなってきてます。しかし、今こそ脱nLDKのときじゃないでしょうか。
LDKはもう卒業でいいんです
巨大なLDKはもはや悪影響
LDK最大の悪は、デカくなり過ぎたということです。
昔のキッチンは独立しておりKと呼ばれていました。しかし、いつしかダイニングを吸収しDKに。今ではリビングをも吸収しLDKに成長しました。これが悪の始まりでした。
●魅力的な収納も入る余地なし
●主寝室と子供部屋はほぼ独房
一階スペースの大半を占める
まず、LDKは一階のすべてを飲み込む勢いで成長しています。
今の家の一階はLDKと水回りだけ、他に部屋はないって間取りも多く見かけます。さらには廊下や階段、玄関まで取り込もうとしている。1階にもうひと部屋あるとかなり便利なのにです。
魅力的な収納も入る余地なし
次に、収納を犠牲にしてまでLDKを広くしようとしている。
ファミリークローゼットにシューズインクローゼット、玄関にコートクロークや土間収納。収納ってないと困るはずなのに、皆はそれよりもLDKの広さを求めてしまうんです。
主寝室と子供部屋はほぼ独房
最後に、そのシワ寄せが主寝室や子ども部屋にまで及んでます。
LDKは広く、その代わり個室は狭く。そんな考えから主寝室は6畳、子ども部屋は四畳半どころか4畳、3畳という家があるとも聞きます。ひとり三畳…もうそれは独房ですよ。
LDKがデカくて悪影響が出てる
使いこなせない残念なLDK
そもそも、世間はLDKをちゃんと使えているのでしょうか。
ダイニングテーブルがあってソファがある、椅子座の生活。日本人がこよなく愛したちゃぶ台で食べて布団で寝てた床座とは異なります。これが日本人に合っていないと感じます。
●全員が同時に座れないソファ
●ソファを背もたれに座る生活
家族らが揃わないダイニング
まず、家族揃ってご飯食べるってことありますか。
夫は仕事が遅く、妻と子供らが先に食べる。それも子供たちはテーブルで食べさせ、妻はキッチンで立ち食い。朝は各自別で食べる。こんな光景があるあるではないでしょうか。
全員が同時に座れないソファ
次に、家族全員がソファに座ることはない。
ソファのサイズ感にもよるかと思いますが、家族全員がソファに座ったことなんて片手で数える程度。基本的にはソファが狭くて家族4人が同時にくつろぐことはありません。
ソファを背もたれに座る生活
最後に、ソファに座らない事もチラホラあります。
子供たちは何故かソファを背に床に座りがち、わたしも昔はそうでした。何故かは説明できないんですけど、もしかしたら床に座るのが日本人のあるべき姿なのかも知れません。
日本の生活には向いていない
LDKではなくIKKの提案
そこでLDKの代わり提案したいのが、IKKという間取りです。
LDK=リビングダイニングキッチンではなく、IKK=I居間とKKカウンターキッチン。これが日本の家、日本の生活、日本人にはぴったりなのではないでしょうか。
●リビングではなく床座の居間
カウンターキッチンでの食事
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ダイニングテーブルはやめてカウンターキッチンにする。
ママがワンオペでも子供が顔を合わせやすいカウンターキッチンの採用、ダイニングテーブルのない暮らしを推奨します。もし家族が揃えばそれは特別な日、座卓でご飯を食べましょう。
リビングではなく床座の居間
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ソファをやめて床に座る洋風の居間に。
リビングにソファを置きつつ、こたつを置いている人も多い。結局、日本人は床の生活が好きなんです。和室じゃない居間、洋風の居間、ソファのない暮らしはいかがでしょうか。
カウンターは正確にはCだけどね
省スペースでも暮らしは豊か
IKKにすれば。LDKよりも省スペースなのに今より広く使えます。
16畳のうちのLDKではリビングは実質6畳でしたが、IKKなら全体が14畳でも居間は8畳となります。今より全体のスペースは狭くなるのに使える面積は増えるんですよ。
今だからこそIKKが流行るかも
LDKがない最先端の間取り
結果、ダイニングテーブルやソファは場所を取るだけ。欧風だか欧米だか知りませんが、日本の家には合っていません。コンパクトな家の時代だからこそ、IKKを検討すべきなんです。
もしこの記事を読んで、LDKってホントに要るのかなと疑問に思い始めたという人がいるのであれば、プロに間取りを依頼してみましょう。
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居間のある生活に必要なもの
ここで、居間の生活について必要なものをまとめてみました。
LDKにはダイニングテーブルにソファと習ってきましたが、居間の生活はシンプルイズベスト。ちゃぶ台だけでも生活できますが、もっと今風な暮らしをよくするグッズを集めてみました。
●折り畳める軽量ローテーブル
●寝ころぶのに最適なヨギボー
床座でも気持ちいラグマット
まず、床座にはラグマットが必要です。
床暖房があれば最高ですが、コスパがイイのは寝転んでも気持ちイイ毛布みたいなラグマット。オシャレさはまったく要りません、気持ち良さを重視しましょう。
折り畳める軽量ローテーブル
次に、ちゃぶ台やこたつテーブル、ローテーブルは欲しいとこ。
ダイニングテーブルがない以上、何か食べる時のテーブルは必須。出来れば使わない時はコンパクトに畳めるものがイイ。特に気にしなければキャンプ用のが軽くてベストです。
寝ころぶのに最適なヨギボー
最後に、気持ちよさを追求するならヨギボーでしょう。
ちょっとしたソファにもできて、ごろ寝の枕にもできるヨギボーは最強のアイテム。これを家族分揃えれば、カラフルでくつろげる居間になることが容易に想像できます。
想像だけでもサイコーだと分かるね
まとめ
注文住宅を建てる際、LDKはホントに必要なのかについてのお話でした。
長年間取りのメインとされてきたLDKですが、そろそろ卒業のときが来たようです。やはりコンパクトな日本の家には居間がベスト。IKKを基本に間取りを作ってみてはいかがでしょうか。
今回の記事を読んで考えた結果、思い切ってLDKをやめてIKKにしてみました!って言われる日を心待ちにしております。
誰かがやらねばLDKは変わらない
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