新築のリビングに洗濯物を干すことが嫌でも止められない理由

リビング
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新築時にリビングに洗濯物を干せるようにしておくと、寒い冬にはかなり重宝するのではないでしょうか。ランドリールームを作るスペースの余裕なんてありませんしね。

わたしも、リビングに洗濯物を干せるようにすることは理想的だと考えてました。

しかし、いざリビングに洗濯物を干されると、それはもう悲惨な光景になるんです。家を建てるときに描いていた理想の暮らしとは真逆のリビングになっちゃうんですよ!

この記事の概要●冬はリビングが洗濯物で侵される
●メリットが多く止めさせられない
●リビングに部屋干しさせない妙案

ここでは、冬のリビングが洗濯物まみれで落ち込んでいるわたしが、リビングに洗濯物を干させない苦肉の策を考えてみましたのでお話をさせてください。

今注文住宅を計画中の方で、リビングに洗濯物を干せるようにしようと考えている人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。

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冬のリビングは洗濯物だらけ

毎年冬になると、うちのリビングには何故か洗濯物が集まってきます。

衣類乾燥機や浴室乾燥機などが脱衣所にあるにも関わらず、うちの妻はせっせと洗濯物を運んではリビングと和室の間の鴨居に引っ掛けています。なぜこんな事になってしまうのでしょうか。

この光景あるあるですよね

リビングに洗濯物を干す利点

その理由は、リビングと洗濯物の相性がバツグンだからなのです。

普通に脱衣所でサーキュレーターをしていれば洗濯物は乾くのですが、うちの妻はそれでもリビングに干したがるんです。それはきっと、これらのメリットがあるからなのでしょう。

メリット●悲しいかな洗濯物がよく乾く
●乾燥しやすい冬の加湿に最適
●洗濯専用の電気代不要でエコ

悲しいかな洗濯物がよく乾く

まず、リビングに干しているだけで洗濯物ってよく乾くんです。

お察しのとおり、リビングは家の中で一番日当たりがよく、エアコンやストーブなどの影響で冬は一番暖かい場所。0℃近い外に干しているよりもよっぽど洗濯物が乾きます。

乾燥しやすい冬の加湿に最適

次に、洗濯物は乾燥気味な室内を適度に加湿してくれます。

濡れた洗濯物はほどよく室内の湿度を上げる力があり、加湿器を使わずとも湿度40%ほどまで上がるんです。さらに加湿器のようにメンテナンス不要とイイ事だらけ。

洗濯専用の電気代不要でエコ

最後に、洗濯物を乾かすのが無料だということ。

普通室内干しというのは、除湿機や乾燥機などそれなりに電気代がかかるものばかり。それが室内を暖めるためのエアコンでついでに乾いちゃうんですから。やめられませんよね。

メリットが多すぎて逆に困る

洗濯物を干したくはない理由

そんなメリットだらけな話なのですが、わたしは反対派になりました。

体感では半数以上の家がしているであろう「リビングで洗濯物を干す」という行為、正直みんな許せるのでしょうか。ここで、わたしが嫌いな理由についてまとめてみました。

デメリット●生活感丸出しで見た目が悪い
●洗う干すしまうの動線悪すぎ
●部屋が散らかる導火線になる

生活感丸出しで見た目が悪い

まず、生活感が出すぎてて見た目が最悪です。

来客が来る時にリビングに洗濯物を干す人はまずいない。それは、人には見られたくないほど不快でだらしない状態ということ。そんなリビングに毎日いるのって苦痛でしょ。

洗う干すしまうの動線悪すぎ

次に、洗濯動線が想像以上に悪すぎるんです。

うちは脱衣所か浴室乾燥機で干すと、洗ってからしまうまでたった数歩で完結します。なのに、わざわざリビングまでえっさこらさと持ってきて…ってめんどくさすぎます。

部屋が散らかる導火線になる

最後に、部屋が散らかるきっかけになるんです。

洗濯物が干されているとごちゃごちゃに見えますよね。そうすると、畳んだ洗濯物もしまわないし、おもちゃも出しっぱなしになる。要はごちゃごちゃが感染するんですよ。割れ窓理論です。

できればやめて欲しいんだよね

デメリットが弱く指摘できず

こんなにイヤなのに、やめてと言えないわたしがいます。

それは、誰がみてもメリットの方が強いのが明らかだからです。おそらく10人中9人はリビングに洗濯物を干すことに容認するでしょう。これではさすがに「干さないで」とは言えません。

理由に説得力がなくて言えねぇ

リビングに洗濯物がない家を

結果、脱衣所に物干しスペースがあるにも関わらず、リビングに洗濯物が干されるという家になってしまいました。正直どこをどうすれば良かったのかは想像もつきません。

もしこの記事を読んで、リビングに洗濯物を干したくないという人がいるのであれば、プロに間取りを依頼してみましょう。

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洗濯物を干させない苦肉の策

ここで、今考えられる苦肉の策について皆さんに伝えておきます。

リビングで洗濯物を干すという光景は、今後何百年経っても「日本の絶景100選」に選ばれることはないでしょう。であれば、洗濯物を見せない工夫、隠す工夫が必要だということです。

メモ●電気代を無視して浴室乾燥機
●リビングとランドリーは隣接
●床下エアコンで家全体快適に

電気代を無視して浴室乾燥機

まず、今の家でできる事と言えば浴室乾燥機で乾かす方法。

ぶっちゃけ乾いてるけど「冷たい」という理由で部屋干しされているのが現状です。最後の30分だけでも浴室乾燥機に入れれば、リビングの部屋干しもなくなるのかも知れません。

リビングとランドリーは隣接

次に、リビングとランドリールームをつなげるという方法。

うちの脱衣所兼ランドリールームとリビングは廊下を挟んだ間取りです。やっぱりリビングから直接脱衣所へ行けるようにして室温を同じにするのが正解だったかも知れません。

床下エアコンで家全体快適に

最後に、床下エアコンで家全体を同じ温度にする方法。

扉を閉めていても家中同じ室温になる、最近ではそんな夢のような家もあるらしいです。家を建てる前に知っていたら「床下エアコン」を検討したのかも知れません。

みんなは洗濯物干さないでね

まとめ

注文住宅を建てる際、リビングに洗濯物を干すことについてのお話でした。

冬の室内干しにはメリットが多すぎます。きっと毎年冬になるとうちのリビングは洗濯物で溢れかえるのでしょう。皆さんはそうならないように家づくりを頑張ってください。

今回の記事を読んで考えた結果、リビングに洗濯物を干さなくていい家を建てました!って言われる日を心待ちにしております。

快適なリビングを手に入れよう

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