新居ではスリッパを履くのか履かないのか、家を建てる前には決めておきたいところ。普通に考えると、賃貸時代にスリッパを履かなかったら履かなくてイイでしょって思いますよね。
わたしも、賃貸でもスリッパを履いてたので新築でも履くだろうって考えでした。
しかし、これは結果オーライ。現実では新築にはスリッパが必要だったのです。だって、賃貸と戸建てでは床が全然違うんですから!スリッパ履かない派の人、今すぐ考え直してください。
●スリッパ置き場は忘れずに設置を
●来客用のスリッパはいらなかった
ここでは、20年以上 室内でスリッパを履き続けているわたしが、スリッパのメリットとデメリットを教えつつ、新築ではスリッパを履くことをオススメしますというお話をさせてください。
今注文住宅を計画中の方で、新築でスリッパを履くかどうか迷っている人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
賃貸と戸建ての床は全然違う
まず伝えておきたいのが、賃貸と戸建てでは床の質が全然違うという事。
おそらく賃貸はフローリング調のクッションフロア、戸建ては複合フローリングです(うちの場合)冷たさや固さが別モノで、賃貸の感覚で新築に住むと痛い目を見るでしょう。
見た目は似てても別モノです
新築にスリッパは必要なのか
そこで言いたいのは、新築にはスリッパが必要だということです。
巷では床暖房や無垢の床ならスリッパは必要ないとか、毎日掃除しているから不要などと豪語する人もいますが、わたしはフローリングの家ならどんな家でもスリッパは必要だと確信しています。
スリッパは絶対にいるんですって
スリッパを履くメリットとは
スリッパを履く理由、それには大きなメリットがあるからなのです。
たかがスリッパ、されどスリッパ。わたしが 20年以上 スリッパを履き続けている理由について、ここでお披露目しましょう。スリッパは豪邸じゃなくても必要なんですよ。
●真冬の廊下が冷たくても余裕
●足の裏や小指にダメージなし
●床にペタペタと足跡を付けず
●かかとが激痛になるのを防ぐ
床が汚くても足裏が汚れない
きっかけは、実家の床が汚すぎたのが原因でした。
ちょっと歩くと足の裏が真っ黒になるほどで、床にはホコリや髪の毛が散乱していたのがイイ思い出です。米粒が足の裏につくなんて日常茶飯事、そんな家がイヤで履き始めたのです。
真冬の廊下が冷たくても余裕
履き始めて気付いたのが、冬でも床の寒さを感じないということ。
冬の暖房の効いていない廊下は裸足では足が凍るぐらい冷たくて地獄なのですが、スリッパを履くとへっちゃらです。廊下のない賃貸とはまずここが違います。
足の裏や小指にダメージなし
さらには足を守ってくれるという重要な要素もあるんです。
床に散乱したレゴとかミニカーを踏んだり、小指をぶつけたりすると激痛でイラってしますよね。でもスリッパを履いていればもう無敵の人なんですよ。
床にペタペタと足跡を付けず
つい忘れがちなのが、逆に床も清潔に保てるということ。
わたしの夏場の足の裏をご存じでしょうか。汗や皮脂のせいか歩くとペタペタして床に足跡が付くほど汚れます。これがスリッパひとつで解消されるって最高でしょ。
かかとが激痛になるのを防ぐ
最後に、スリッパとは足や膝を守る最後の砦なんです。
年を取るとフローリングの床って足の裏が痛くなるんですよ。それはきっと材質が固いからだと思います。賃貸時代は柔らかい床だったので感じませんでしたが、マジで痛いんですよ。
スリッパを履かない理由がない
スリッパを履いたデメリット
すでにスリッパを履きたい衝動にかられているかと思いますが、当然デメリットもあるんです。
永遠に履き続けてきたわたしが嫌だなって思うものを 4つ あげてみました。ま、これを踏まえてもスリッパを履き続けてることから、大したデメリットでもないんでしょうけどね。
●蒸れてスリッパ内が臭くなる
●シーズン毎に買い替えが必要
●履いたり脱いだりがめんどい
階段で脱げて滑り落ちる危険
スリッパは脱げやすくて階段がちょっと怖い。
スリッパを履きながら階段降りるのはやや気になります。中敷きと足の裏の間が滑りやすく、ちゃんと手すりを持たないと危険です。子供や老人は滑り落ちないよう特に要注意。
蒸れてスリッパ内が臭くなる
定期的に洗わないとスリッパはめっちゃ臭いです。
スリッパって蒸れてすぐ臭くなりますから定期的な洗濯は欠かせません。乾きやすい前開きのスリッパやウェットティッシュで拭けるスリッパなどがオススメです。
シーズン毎に買い替えが必要
まともに履いていればスリッパは 1年 も持ちません。
ちょうど夏と冬の 年2回 買い替えるペースで履きつぶしています。夏は床を汚さないように、冬は足が冷たくないようにと用途が分かれており、買い替えで選ぶのは楽しいんですけどね。
履いたり脱いだりがめんどい
スリッパを履く場所と脱ぐ場所があるのがめんどくさい。
畳スペースやホットカーペット(絨毯やラグ)ではスリッパを脱ぐのですが、これが地味にめんどくさくなります。究極にはラグや和室のない家を目指すのもアリですね。
階段だけは気を付けてください
スリッパを履く家の悩みの種
今スリッパを履いていて一番困っているのが、外出時の玄関です。
家族全員が外出すると、玄関に家族分のスリッパが散乱している状態です。わざわざ揃えるほど丁寧な暮らしもしていませんので、帰宅時にこの状態は気持ちよくはないですよね。
スリッパ置き場がないからね
スリッパを履くならコレ必須
この投稿をInstagramで見る
そこで気付いたのが、玄関にスリッパ置き場を作るという案です。
うちは忘れていたので玄関が取っ散らかっていますが、スリッパ置き場があれば急な来客時でもササっと片付けることができます。スリッパニッチは全棟付けるべき収納ですね。
完全にスリッパ置き場は忘れてたわ
スリッパ置き場のある間取り
結果、スリッパにはたくさんのメリットがあり全員が履くべきだと感じて頂けたかと思います。さらにスリッパニッチを設けてスッキリとした玄関を目指すとイイのかなと。
もしこの記事を読んで、スリッパのある暮らしをしたいという人がいるのであれば、プロに間取りを依頼してみましょう。
【PR】タウンライフ
注文住宅会社があなたの要望や希望に基づいて、家づくりに必要な「間取りプラン」を無料でご提案するサービスがあり、ネットで簡単に複数の住宅会社にオリジナルの「家づくり計画書」を依頼出来るんです。
●複数社のプランを比較・検討できる!
●利用は全て無料!
ちょっとでも気になる人は下記リンクから↓↓↓
来客用のスリッパはいらない
これだけスリッパ推しのわたしですが、来客用のスリッパはいらないと気付きました。
新築に住み始めて 4年間、来客が来たときには必ずスリッパを用意していましたが、5年目に突入したぐらいからもうやめました。だって意味無いんですもん。
●帰宅時にはほぼほぼ行方不明
●人の家のスリッパは履けない
来客が多いと太刀打ちできず
まず、来客用のスリッパは何人分用意しても不十分だった。
うちは 4人分 の来客用スリッパがありますが、 5人 来たらどうする問題。結局そのときは、ひとりだけなしってのも変なので全員出しません。え?なくてもいいんじゃんって感じ。
帰宅時にはほぼほぼ行方不明
次に、来客が帰るときにスリッパが玄関に戻ってくることはほぼありません。
リビングのカーペットの上で一度脱ぐと、きっとどれが誰のか分からなくなるんですよね。それでもう二度と履かなくなる。酷いと行方不明になってソファの下とかにあるのがオチ。
人の家のスリッパは履けない
最後に、人の家のスリッパってちょっと抵抗がありませんか。
清潔感が漂っている家ならまだしも、散らかっている家のスリッパって「これいつ洗ったんだ?」って不安にさせます。どうしても必要なら、来客用=使い捨てスリッパにしてください。
来客用ってなくてもいいじゃん
まとめ
注文住宅を建てる際、新築にスリッパが必要なのかについてのお話でした。
スリッパは冬暖かいだけじゃなく、床や足を保護してくれる重要なアイテムです。スリッパが必要なのはもちろん、玄関にはスリッパニッチも設置してみてはいかがでしょうか。
今回の記事を読んで考えた結果、新築ではスリッパを履くことにしました!って言われる日を心待ちにしております。
スリッパはあって損なしだよ
コメント