リビングにソファを置くかどうかって悩みますよね。ソファを置きたいとは思ってるものの、リビングが狭くなるのもイヤだし。16畳程度のLDKだと周りではソファを諦めている人もいる。やっぱりうちのリビングの広さではソファは無理なのかな…って考えてるママ、お待たせしました。
結論から言いますと、狭いリビングには動くソファを置けばイイんです!
注文住宅を建てる際、広いリビングに憧れつつも結果的に狭くなってしまい、ソファが置けずに悔やんでいる人も多いでしょう。ここでは、16畳のLDKにソファを置いたわたしが、ソファを動かせるようにすればリビングが狭くても大丈夫ですよってお話をさせてください。
今注文住宅を計画中の方で、狭いリビングにソファをくかどうかについて悩んでいる人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
うちのリビングは狭いんです
うちのリビングは広くありません、むしろ狭いんです。
間取り相談に行ったときには、まず20畳のLDKを提案されるぐらいの地域に住んでます。ですが、うちのLDKは16畳、リビングだけでいうと6畳ほど。よくソファとテレビの理想の距離は4P(約360cm)と言われてるにも関わらず、うちはたったの3P(約270cm)。どう考えても狭い部類です。
6畳って絶対広くはないよね
ソファを置いてしまった理由
それでも、リビングに大きいソファを買ってしまいました。
通常、LDK16畳程度の広さであればソファを置くと圧迫感が出るので、ソファを置かない、ソファはいらない、ソファのない暮らしなどを検討すべきでしょうが、わたしはガッツリむしろデカめのソファを置いたのです。それはこんな理由からでした。
ソファのある暮らしに憧れて
小さいころからソファのある暮らしに憧れてました。
生まれてから実家を出るまで約20年、畳にこたつの小さいリビングの家で生活してました。床座で生活していたわたしにとって、友達の家で見るソファは憧れの的。自分の家を建てると決めてからは、どんなに狭くてもソファを置かないという選択肢はありませんでした。
昼寝やゴロゴロごろ寝に最適
昼寝するときはソファが悪魔的に気持ちイイ。
和室の畳の上ではちょっと固い、和室に布団を敷くにはめんどくさい、ベッドで寝るには服を着替えなきゃ汚らしい、そこでフカフカしたソファの出番です。老若男女、24時間、365日、昼夜問わずテレビを見ながら寝落ちできる場所があるのはサイコーです。これはもう麻薬に匹敵するレベル。
足や腰に負担がかかりにくい
ソファでの生活は足腰に優しいって噂。
40歳近くにもなれば足腰にガタがきます。妻ももともと膝が悪く、床に座ることが難しい人。そんなわたしたちにソファがない生活は考えられませんでした。床から立ち上がる時って意外に「足、膝、腰」に負担がかかっており、かなりの負担になってますからね。
●昼寝やゴロゴロごろ寝に最適
●足や腰に負担がかかりにくい
やっぱソファは必要だって
ソファは固定しないのが正解
狭いリビングにソファを置くと狭くなっちゃう…そこでこの裏技です。
リビングのど真ん中にふんぞり返っているソファ、やっぱり邪魔と感じる事もあります。そこでダイソーで売ってる「すべる床キズ防止シール」をソファの足に貼ると、ソファを簡単に動かせるようになります。これで皆さん大好きな可変性のある間取りの完成です。
ソファは固定するものって誰が決めた
ソファの位置でこんなに変化
この動かせるソファ、意外と凄いんですよ。
計算してソファの配置を決めたので問題はないと思っていたのですが、日々生きているといろんな事が起こります。その度にこのど真ん中の大きなソファが邪魔になるんです。それを解決してくれたのがこの動くソファ。こんなときはソファの位置を変えるとイイんですよ。
子供らがはしゃげる広々8畳
ソファをダイニング側へちょっと動かすだけで、広々空間の出来上がり。
テレビを見ながら子供たちが踊ったりはしゃぎ始めると、やっぱり6畳のリビングでは狭い。そんな時はソファをダイニング側へズラします。これで実質リビングが8畳になります。これはホントめっちゃ広い!大豪邸!この移動で16畳のLDKも体感は18畳と同等ですよ。
ママ友大歓迎の和室と一体化
ソファを窓際へ追いやると、和室と一体化し10畳以上の大空間へ。
大人数が遊びに来る時はこれ。ソファを窓際に配置することで、何も置いていない空間が6畳、隣の和室4.5畳も加えると10畳以上の大空間を確保。これで大人3人+子供6人、さらにキッズテントやトランポリン、すべり台なども出せてプチテーマパークが可能になります。
ひとりでゆったり黄昏カフェ
ひとりでソファでゆったりするなら、小上がり和室にくっ付けてます。
リビングのローテーブルは邪魔なので撤去したのですが、そのせいでソファで飲み食い出来ない状態になってしまいました。そこで考えたのが、40cmほどの高さのある続き間の小上がり和室にくっ付けるという作戦。これで小上がり和室がローテーブルに!菓子どんだけでも置けるんですよ。
●ママ友大歓迎の和室と一体化
●ひとりでゆったり黄昏カフェ
もっと考えたら7変化できるかも
動くソファにして嬉しい誤算
さらにこの動くソファ、ちょっとした嬉しい誤算がありました。
狭いリビングを広く活用するために始めた動かせるソファですが、思いもよらぬメリットがありました。たった100円で動かせるようになっただけでも十分なのに、まだイイ事あるんですか!?って感じ。これはもうやるしかないんですって。
ソファの下の掃除がしやすい
ソファの下って基本ホコリまみれになりがちですが、もう大丈夫。
偏見かも知れませんが、動かないソファの下ってだいたいホコリまみれ。狭くて掃除機が入りません※当然ルンバも無理。ただ動くソファだとどうでしょう、ちょっとどかしてちょいちょいって掃除機かけれます。これで赤ちゃんがホコリを吸い込んでしまうこともなくなるでしょう。
おもちゃが行方不明にならず
ソファの下はおもちゃのブラックホールですが、もう安心。
理由は不明ですが、どうやって入ったの?ってぐらいソファの下にトミカとかブロックとかのおもちゃが潜り込みます。そして、それらは数カ月間は出てこない。もし見つけても救出するのに苦労するでしょう。けど、動くソファならちょっとソファを押すだけですぐ発見、救出できます。
小上がりの引き出しにも有効
一番助かっているのが、小上がりの引き出しの開け閉め。
いつものソファの位置だと引き出しが最大には開けれず、後10cmほど足りないんです。そんな時はちょっとソファをズラせば最後まで開けることが出来ます。普段MAXまで開けることはありませんが、これが非常に便利。地味にストレス削減ですよ。
●おもちゃが行方不明にならず
●小上がりの引き出しにも有効
動くソファってイイね!
狭いリビングでも広い間取り
動かせるソファにした真の狙いは、狭いリビングを広く使うという事。広いリビングの人には無用の長物です。ただ、うちはこのおかげで普通の16畳のLDKの家よりも広く使えているんです。もし狭いリビングでも広く活用したいと考えてるのならば、プロに間取りを依頼してみましょう。
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動くソファのちっちゃな欠点
ほんの少しだけですが、動くソファにもデメリットがありました。
リビング内を縦横無尽に動かせるソファ、狭いリビングには持って来いの方法です。用途により様々な形態に変化する様は、もう歴史的解決策でしょう。ただ、どんなことにもデメリットはあるものです。ちょっと気付いた、ちょっとした弱点、教えておきましょう。
ソファを背もたれに出来ない
よくいるソファを背もたれに…ってヤツ、出来ません。
地べたに座りソファを背もたれにしちゃう人っていますよね。実はこれ出来ません。あれはソファが固定され動かない状態だからこそ出来る芸当。動くソファだと大人が背もたれにするとほぼ100%動いちゃいます。子供レベルなら大丈夫なんですけどね。
子供が勝手に移動させてくる
動かせるソファ、めちゃめちゃ軽く3歳でも動かせます。
この100均の「すべる床キズ防止シール」がめちゃくちゃ優秀すぎて、3歳の子供でも自由自在に動かすことが出来ます。おかげでソファの下のおもちゃも自分で取れるのですが、いたずらでソファを動かしてくることがあります。ちょっとだけモヤっとします。
窓が割れないかヒヤヒヤする
大人数モードのとき、窓が割れないかドキドキします。
窓際にソファを移動するとき、ちょっと不安。子供の遊びのひとつに、走って来てソファの背もたれに激突するってのがあるのですが、あれでちょっとずつソファがズレます。窓際にあるとズレた時に窓に衝突し割れるんじゃないかと気にしてます※隙間にクッション挟みますけど
●子供が勝手に移動させてくる
●窓が割れないかヒヤヒヤする
注文住宅を建てる際、狭いリビングにソファを置くことについてのお話でした。どうしてもソファが必要な人もいるかと思いますが、リビングが狭いと躊躇してしまいがち。そんな時は動かせるソファを検討してみてください。これで狭くても広く使えるリビングの完成となります。
今回の記事を読んで考えた結果、ソファは動かせるソファにしました!って言われる日を心待ちにしております。
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