アウトドアリビングの理想と現実!おうち時間をおそと時間に

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アウトドアリビングって何かイイ感じだよね。噂によると、家でキャンプやバーベキューが簡単に出来るとか。けど実際のところあまり使わないというデメリットも聞くんだけど、作って後悔しないかな…って考えてるママ、お待たせしました。

結論から言いますと、アウトドアリビングは絶対に作ってください!

注文住宅を建てる際、アウトドアリビングについて一度は検討するかと思います。わたしもいろいろ考えた結果、家にアウトドアリビングを作りました。ま、それがかなり重宝してますのでちょっとだけお話をさせてください。

今注文住宅を計画中の方で、アウトドアリビングについて考えてる人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。

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雑草の庭をどうするのか問題

家を建てた直後に考えなきゃならないのが、庭の問題。

うちは北道路の土地。日射取得の関係上、隣家の境界線から5m離して家を建ててます。昭和の時代であれば植栽を全面に植えて「見る庭」にするのでしょうが、それはもう古い。今はアウトドアリビングという「使う庭」が流行っているみたいです。

●一昔前は見る庭、今は使う庭

全部庭にするにはもったいないよね

理想的なアウトドアリビング

ここで、理想のアウトドアリビングについて調べました。

アウトドアリビングの明確な定義はありませんでしたが、一般的にはリビングの掃き出し窓に隣接させるようにテラス(ウッドデッキなど)を設け、屋内と屋外の中間領域に存在する空間の事。わたしの理想のアウトドアリビングとは、次の3つをクリアしたものでした。

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ソファーなどの家具がある事

アウトドアリビングとは、くつろげる家具がある事。

アウトドアリビング=屋外の居間です。ただウッドデッキがあるだけではリビングとは言えません。くつろげる家具、例えばソファーやチェア、テーブルセットなどのガーデンファニチャー。もしくはハンモックなどがあるとそれっぽいかと思います。

家族が集まれる広さがある事

アウトドアリビングとは、リビング並の広さがある事。

家族みんなで屋外でのんびりしたいと考えると、ウッドデッキの一般的な大きさ(約3畳)では家具も置けず物足りません。最低でも四畳半、出来れば6畳、あわよくば8畳ぐらいはあると嬉しいところ※これは土地の広さと相談となりますけど。

植栽のグリーンが生息する事

アウトドアリビングとは、植物を植えるスペースがある事。

せっかくのアウトドア、やっぱり植物は植えておきたいところ。屋外に座りながら木々や草花を鑑賞する。住宅街にいながらにして、まるで公園のベンチのような自然に帰ることができる贅沢なスペース。やっぱり緑は必須でしょう。

●ソファーなどの家具がある事
●家族が集まれる広さがある事
●植栽のグリーンが生息する事

アウトドアリビング作りたくなってきたね

アウトドアリビングの良さは

ここで、アウトドアリビングのメリットについてお話します。

アウトドアリビングって、ただ庭に広めのウッドデッキと家具と植物があるだけ。それがあると何がイイんだよって話ですよね。それが意外や意外、たったそれだけでも生活の質が向上するのです。ここで、代表的なメリットについてまとめました。

気軽にアウトドアを楽しめる

リビングからたった一歩でアウトドアを楽しめる。

ピクニックやバーベキュー、カフェのテラス席やビアガーデン。何故か人は屋外に出て、外で飲み食いしたがる生き物。そんなパーリーピーポーにはアウトドアリビングがぴったり。わざわざ出かけなくても準備しなくても庭でホームパーティが出来ます。

子供らの安全な遊び場になる

親は屋内にいながら、子供は屋内で遊べる空間になる。

いつまでも室内に留まるほど子供は甘くありません。隙を見ては外で遊びたくなる人種。道路で遊ばせると危険だし、公園まで行くのも億劫。そこでアウトドアリビングならば、子供がお外でプールやしゃぼん玉してても、親は家の中で見守る事が出来るんです。

屋外の景色や風を感じる喜び

家の敷地内で、外の風景や空気を感じる事が出来る。

ずーっと家の中にいるとストレスが溜まります。一日たった数分でも外の空気を吸える空間があるって心地いいんですよね。ただただボーっと木々を眺め、鳥がチュンチュン。この何の変哲もない自然を感じる事って実は非日常、これが幸せなんです。

●気軽にアウトドアを楽しめる
●子供らの安全な遊び場になる
●屋外の景色や風を感じる喜び

おうち時間でもおそと時間になれるね

アウトドアリビングの悪さは

アウトドアリビングにも当然デメリットはあります。

ただ放置した庭と比べると当然費用もかかる。その費用とメリットに対しデメリットが大きいと考えるのであれば、アウトドアリビングは必要ありません。以下のデメリット、そんなに気になるところでしょうか?わたしは感じませんでした。

蚊、蜂などの虫除け対策必須

アウトドアリビングは外なので、当然虫はいます。

特に気になるのは夏場の蚊、刺されたらめちゃくちゃムカつきますよね。蚊取り線香などで対策してても絶対刺されないとは言えないし。ただ、これでイヤになるのはちょっと待って!蚊は風速1m以上では飛べないとなっていますので、扇風機で対策できるみたいですよ。

地味にメンテナンスを要する

アウトドアリビングの代表ウッドデッキ、メンテが大変。

天然のウッドデッキはメンテナンスが大変なんです。ちゃんとしないとシロアリ寄ってくるし、雨水で腐ってくるし。そんなメンテしたくないって人は樹脂製のウッドデッキやタイルデッキにすれば問題ありません。初期費用はかかりますがノーメンテでイケます。

使用期間が思ってるより短い

アウトドアリビング、快適な時期が短すぎる問題。

思ってるよりも使用できる期間がありません。真夏と真冬は暑すぎ、寒すぎで使えないし、雨の日もびちゃびちゃで使えない。全然使えないじゃんって思うかも知れませんが、そのプレミアムな時に使うのが心地いいんです。それが自然の恵みってヤツなのです。

●蚊、蜂などの虫除け対策必須
●地味にメンテナンスを要する
●使用期間が思ってるより短い

ま、屋外だから当たり前だよね

アウトドアリビングの注意点

ここでアウトドアリビングの注意点を伝えておかなければなりません。

アウトドアリビングを作る時の注意点、そもそも作る前の段階での注意点、そして作ってから使用する時の注意点がそれぞれひとつずつあります。これを考慮して快適なアウトドアリビングライフを満喫しようじゃありませんか。

プライバシーは絶対確保して

アウトドアリビングにプライバシーは必要不可欠です。

のんびりくつろいでいる時に隣家の住人がこんにちわ、通行人の目がジロジロ。そんなアウトドアリビングは最悪です。大人が水着姿でも気にならないぐらいのプライバシーの確保は必須です※見られても気にしないメンタルがあれば不要ですけどね。

室内を犠牲にしてはイケない

アウトドアリビングありきで間取りを考えてはならない。

アウトドアリビングはおまけです。家の主役はあくまで室内、室内の一部を犠牲にしてまでアウトドアリビングに固執してはダメ※例えばリビングの広さを削ってまでアウトドアリビングにするとか。これは絶対に後悔するヤツですよ。

騒音と臭いだけは自己責任で

アウトドアリビングは外って事を忘れてはいけない。

人は屋外にいて人数が増えると、開放的になりついついはしゃぎがち。音や臭いは思ってるより広範囲に広がります。声のボリューム、話す内容、料理の臭いなど、時間帯を気にしながらご近所さんにも配慮して使うのが最低限のマナーですのでお気をつけて。

●プライバシーは絶対確保して
●室内を犠牲にしてはイケない
●騒音と臭いだけは自己責任で

ここは気を付けなきゃイケない

アウトドアリビングの現実は

結局、うちは12畳を超えるアウトドアリビングを設けました。

約8畳ほどのタイルデッキは3年間ほぼノーメンテ(水で流す程度でブラシとか使ったこと無い)、家具は雨の日でも片付けなくて済むものを探した結果、アカプルコチェアのロッキングチェアのみ置いています。ほったらかしでメンテのメの字もありません。

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いつもの場所を癒しのリラックス空間にしてくれるロッキングチェア。心地よく揺れてとっておきのリラックスタイムを。 柔軟性のあるPVCコードをスチールフレームに巻き付けたシンプル構造で、包み込まれるような座り心地に癒されます。 ※こちらの商品は...

まだ子供が小さいのでバーベキューなどはした事はありませんが、休みの時には隙あらば日向ぼっこ(日光浴ともいう)、夏は日焼け、風呂上がりには座ってゆらゆらしながら月や星を眺める※真冬でも風呂上がりは室内は暑すぎて外に出る時があります。これだけでも最高です。

●太陽を浴びて夜風で涼む幸せ

これは絶対オススメの案件ですよ

ODLにあったら良イイもの

アウトドアリビングに敬意を表し、もうODLと呼びましょう。

3年間使ってみた感想はたったの一言、アウトドアリビング最高。ただ、使ってみて思うこんな設備があったらイイよってのがありましたので紹介しておきます。せっかく作るのであれば完璧なアウトドアリビングを作りましょう。

水道と電気だけは必要不可欠

アウトドアリビングには、水道、コンセント、照明は欲しい。

水道はデッキの掃除、植物への水やりに。コンセントはバーベキュー時のホットプレート、虫対策の扇風機などで重宝します。夜になると真っ暗になり使いにくいので、照明も付けとけば良かったかなと後悔してます※コンセントがあれば何とかなるかな

日除けは屋根よりもシェード

アウトドアリビングには、日除けがあった方がイイ。

わたしは日光浴がしたくてアウトドアリビングを作ったので、屋根を付けるなんて論外なのですが、家族のみんなが楽しむとなると日除けは必須。必要な時だけ陰に出来るシェードが付けれるようにした方が良かったのかなとは思います。

[山善] 日よけシェード 100×200㎝ 水洗い可能 ハトメ8箇所 UVカット率約70% 取付ロープ3m×2本入り 節電 省エネ ベランダ 紫外線カット 防水 涼風 アイボリー BRGS-1020
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キャンプ用品の収納に物置き

バーベキューセットなどを収納するため、物置きは必須。

アウトドアリビングでバーベキューがしたいのであれば、それらのセットを収納出来る物置きを近くに設置した方が楽です。いちいち家の中の土間収納?シューズクローゼット?から持って来るなんてめんどくさ過ぎます。手軽に準備可能なよう配慮しましょう。

●水道と電気だけは必要不可欠
●日除けは屋根よりもシェード
●キャンプ用品の収納に物置き

日除けないからパラソル買おうっと

アウトドアリビングのある家

アウトドアリビングは是非とも採用して欲しいモノとなります。おうち時間が増えた今、家でも屋外を楽しめる「おそと時間」は必須。もし、おしゃれで使いやすいアウトドアリビングをご希望の人は、プロに間取りを依頼してみましょう。

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想定外だったODLのイイ事

アウトドアリビングのイイところ、実はまだまだあるんです。

せっかく作ったのにほとんどBBQしなかった…って後悔するのはまだ早い。何にもしなくてもアウトドアリビングって実は機能しているんです。設置して分かった意外なイイ事、こっそりと教えておきますので頭の片隅にでも置いといてください。

リビングがかなり広く感じる

たった16畳のLDKですが、めちゃくちゃ広く感じます。

ダイニングキッチンで8畳、リビングだけだと8畳(通路2畳含むので実質6畳)のLDKですが全然狭く感じません。それは、敷地いっぱいまで続くアウトドアリビングが隣接されているのが理由かなと思っています。ただあるだけで広く見せる効果、やっぱり最高。

LDKの広さは最低何畳?計算上は16畳が最適という結果に
LDKの広さってめちゃくちゃ重要。取り合えずみんなが集まるLDKを広くしたいって老若男女言ってるもんね。絶対20畳以上いるっしょ!とは言いつつも、20畳って数字はどこから来たのか知らんけど。ぶっちゃけ20畳も必要なんだろうか...って考えて

洗濯物を落としても汚れない

洗濯物、落としてもほとんど汚れません。

洗濯物って何故かハンガーから外れて落ちる事、多々ありますよね。その時、下がデッキであればほとんど汚れませんのでもう一度洗うなんていう手間はありません。靴や上履きなども並べて乾かせますので、洗濯とアウトドアリビングは相性がイイんですよ。

植物の管理はズボラでも余裕

屋外の植物たち、ほっといても勝手に育ちます。

室内での植物管理は水やりや虫など気になる事も多いですが、屋外の植物は環境さえ合えば水やり不要。ほっておいても自然の雨だけですくすく成長しますので、ズボラの人でも余裕。室内では感じられない落葉樹を育てるのも可能ですしね。

●リビングがかなり広く感じる
●洗濯物を落としても汚れない
●植物の管理はズボラでも余裕

注文住宅を建てる際、アウトドアリビングについてのお話でした。狭い庭に無理やり設置する必要はないかも知れませんが、正直オススメでしかありません。ただし、おうちが好きになり過ぎてしまい外出する気が無くなりますので注意しましょう。

今回の記事を読んで考えた結果、アウトドアリビングがある家にしました!って言われる日を心待ちにしております。

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