R垂れ壁って可愛いよね。あのアーチ型の何とも言えないフェミニンな感じ。こりゃ絶対に採用するっきゃない!むしろこのアーチ壁を採用しない人なんていないでしょ…って考えてるママ、お待たせしました。
結論から言いますと、R垂れ壁は後悔する可能性が高いです!
注文住宅を建てる際、R垂れ壁を作ろっかなって思ってる人、ちょっと待って。ここでは、R垂れ壁に憧れたわたしが、実際にファミクロに採用してバリバリ後悔してますよってお話でもしてみようかと思います。
今注文住宅を計画中の方で、R垂れ壁についてめちゃくちゃ可愛いから採用したいなって考えている人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
流行りのR垂れ壁はこんな壁
R垂れ壁とは、R下がり壁とかアーチ壁とも言うみたいです。
シューズクロークやキッチン横のパントリー、リビング横の書斎コーナーみたいな、ドアを付けるほどでも無いけどちょっと区切りたいって思った時に使う、上が丸いトンネル(洞窟)みたいになっている壁の事を言います。
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R垂れ壁が流行っている理由
このR垂れ壁、めちゃくちゃ流行ってます。
取り合えずドアのないところは丸めとけばいいんでしょ?みたいな感じで、どこもかしこも丸まっている印象です。わたしもその魅力に虜になったひとりですが、やはり流行るには必ず理由があるんです。その理由をまとめました。
ゆるやかに空間を区切れる事
一番のメリットとして、垂れ壁は空間を簡単に区切る事が出来ます。
ほぼ同じ空間なんだけど、ちょっとだけ、軽く区切りたい時に使えるのが垂れ壁。それがR垂れ壁になると、さらにやんわりと、よりゆるやかに、より女子っぽく区切れるので、カワイイ系が好きな女子中心に流行ってるんでしょうね。
ただ可愛くておしゃれなだけ
ま、ぶっちゃけるとただただ可愛いだけでしょ。
このR垂れ壁があるだけで、普通の家がまるでどこかのお城のような感覚を覚えるのはわたしだけでしょうか。やっぱり丸みを帯びているってどこか愛らしい感じになりますよね。ドラえもんといっしょの発想です。
施工費用がめちゃくちゃ安い
この垂れ壁、なんと1カ所1万円です。
今思えば安くないのですが、当時2000万円の家のうちの1万円なので、体感では2000円のうちの1円みたいなもん。たった1円で夢が叶うのですから採用しますよね、普通。他のオプションに比べたら鼻くそみたいなもんです。
●ただ可愛くておしゃれなだけ
●施工費用がめちゃくちゃ安い
これをやらない理由がない
R垂れ壁にした翌日から後悔
結局、2階のファミクロの入口をR垂れ壁にしました。
そして、完成形を見た瞬間から後悔が始まっており、今もやらなきゃよかったと思ってます。R垂れ壁をもし採用するならば下記の点に気を付けてください。そうしないと後悔してしまうかも知れませんよ。
Rの角度がイメージとは違う
そもそも、Rの角度のイメージが全然違います。
施工例の写真を見せて「こんな感じの壁にしたい」と注文したのですが、出来上がったら丸みが全然ない。工務店も何らかの理由があってこの角度になったと思うのですが、これは想定外のヤバさでした。
Rの部分が正面から見えない
これは採用場所のミス。Rが正面から見えません。
廊下に面したファミクロの入口がR垂れ壁なんですが、見る機会ないんですよね。いつも横目にチラってみる程度。見えるかどうかが微妙なとこに採用したのが失敗でした。正直、このR垂れ壁は金の無駄でした。
ぶっちゃけ壁は3日で飽きる
誰が何と言おうとただの壁、当たり前ですがすぐ飽きます。
ただデザインの為だけのR垂れ壁。美人は3日で飽きると言いますが、この壁もまさにそう。3日もすればそのうちどうでもよくなります。なんだったら逆に嫌いになってきていますからね。普通の壁がよかった。
●Rの部分が正面から見えない
●ぶっちゃけ壁は3日で飽きる
こんな壁なら要らんかった
R垂れ壁のある間取りを依頼
わたしは失敗したR垂れ壁ですが、作り方さえ間違わなければインスタ映えするおしゃれな壁ですので、採用したい人も多いでしょう。それならば、R垂れ壁を主役級にまで存在感を高めた間取りをプロに依頼してみましょう。
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R垂れ壁で失敗しない為には
ちなみに、今回の件でR垂れ壁で失敗しない方法を学びました。
失敗は成功のマザーとは言ったものです。わたしはあっけなく失敗したR垂れ壁ですが、せっかくここを読んでくれた人たちには成功に導きたいと思っています。ここで、失敗しない3箇条を教えて今日は終わりにしましょう。
寸法を伝えてサンプルも依頼
失敗した原因は、事前にイメージの共有がされていなかった事。
まず自分のイメージを正確に伝え、ハウスメーカーや工務店には垂れ壁を図面に起こさせる。そうすればイメージの間違いありません。上の写真も参考に、自分が目指すR垂れ壁を確実に相手に伝えきりましょう。
アーチ壁は絶対目立つ位置に
デザインは来客にも見える位置に採用するべし。
可愛いくて自慢のR垂れ壁。自己満だけで終わらず、他人にも見える位置にしましょう。当たり前ですが正面から丸見えになる位置でお願いします。横目でチラッとみる程度ならば採用しない方がまだイイですからね。
家を建てたら人の家は見るな
絶対にやっちゃいけない事は、建てた後も他人の家を調べる事。
日々進化していくんですから、新しい方がよく見えるに決まってます。特に流行りものは廃れるのも早い。すでに三角垂れ壁とかも出て来てますしね。そう考えると、建てた後は他人の家は見ないってのが基本でしょうね。
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●アーチ壁は絶対目立つ位置に
●家を建てたら人の家は見るな
注文住宅を建てる際、R垂れ壁についてのお話でした。今流行りですけど、きっとそのうち廃れます。個人的には普通の壁がよかったなと思ってますので、やるなら自己責任でお願いします。
今回の記事を読んで考えた結果、R垂れ壁はやめときました!って言われる日を心待ちにしております。
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