標準仕様の靴箱では足りない!100足入る靴箱に変更すべき

玄関ホール
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靴箱ってどれぐらいのサイズが必要なんでしょ。工務店の標準仕様だと最大50足ぐらい収納可能らしい。え?今の賃貸の3倍以上も入るじゃん!そんなに入るのなら靴箱は標準仕様で良さそうだな…って考えてるママ、お待たせしました。

結論から言いますと、靴箱は標準仕様よりさらに大きくしてください!

注文住宅を建てる際、靴箱は靴がすべて入るサイズにするべきなのは当たり前の話ですが、標準仕様では全然足りませんよ。ここでは、オプションで約100足収納可能な靴箱に変更した経緯を説明した上で、ついでに靴以外に収納しているモノについても紹介してみようかと思います。

今注文住宅を計画中の方で、片付いたキレイな玄関にしたいと考えている人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。

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賃貸時代の玄関のイヤなとこ

賃貸時代の玄関、イヤなところだらけでした。そもそもあの玄関で満足する人は果たして何人いるのでしょう。

2LDKの新婚家族用のアパートだったのですが、半畳ほどの土間(三和土)があって、15足ほど靴が入る靴箱が備え付けられていました。まあ、普通だと思います。しかしこの普通がわたしにとってはかなりストレスの溜まる玄関でした。

玄関土間に靴が置きっぱなし

玄関土間(三和土)に人数以上の靴が散乱しているのが苦痛でした※写真は片付けたんですけど

人間の足は二本、靴は一足あればいいはず。それが、ほっとくとどこからともなく靴が出てくるわけですよ。帰って来たときに「え?今日誰か来てるの?」と錯覚させてきます。こんな靴が散らかった玄関ってあるあるですよね。

靴箱に重ねて押し込んでいる

靴箱に能力以上の靴を無理やり押し込んでいたのが衝撃でした。

通常15足ぐらいの能力の靴箱に30足ぐらいが押し込められている。しかも、靴を上下に重ねて詰め込むこの大胆な発想、正直びっくりすると同時に感心しました。しかしこの方法、取りだしにくく片付けにくい。こんな靴箱の中が正直イヤでたまりませんでした。

クローゼットの中に靴が侵入

クローゼットの中に一度履いた靴を片付けるあり得ない収納。

靴というのは玄関に置くというのがわたしの常識でした。しかし、クローゼットの中に箱に入れて収納するという裏技もあったようです。足が臭いわたしには考えられない収納。ショップじゃないんだから靴は靴箱に片付けましょう。

●玄関土間に靴が置きっぱなし
●靴箱に重ねて押し込んでいる
●クローゼットの中に靴が侵入

そういえば実家もこんな感じだったかな

新築で叶えたい理想の玄関

実家や賃貸時代に苦汁を味わった散らかった玄関。そんなわたしが、新築で最低限叶えたい「玄関の理想像」がありました。

それは、ただただ片付いた玄関。明るい玄関、広い玄関、おしゃれな玄関が理想なんて贅沢は言いません。毎日帰って来たとき、不意に誰かが訪ねて来たとき「汚ねえ~」なんて思われない玄関、ただそれだけでいいんです。

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●いつも片付いたキレイな玄関

おしゃれな玄関は理想ではなく憧れ。雲の上です

標準仕様の靴箱はやめよう

工務店やHMの標準仕様の靴箱を確認してみてください。これ、小っちゃくないですか?

標準仕様はあくまで一般的な家族を想定したもの。世間の6~7割ぐらいの人には問題ないかも知れませんが、うちには不向きでした。完成見学会で何度もお目にかかった、コの字型で飾り棚のある仕様の靴箱。あれでホントにいいんですか。

標準仕様は何足入るのか

わたしが相談した工務店の標準仕様の靴箱は、幅1200×高2300のコの字型でした。

この靴箱の収納量の設定は32~50足とされています(4人家族とすると一人平均8~12足)なぜこれだけ収納量に幅があるのか計算したところ、どうも男性の靴は靴の幅が大きいので32足しか入らないが、女性用なら50足ぐらい入るとしたイメージっぽい。

しかしこの仕様には裏があり、上段には台が無ければ手が届かず、通常使用できるのはL字部分のみ。そう考えると靴の収納量は24~38足となり一人平均6~9足。これで足りますかという話。

靴は平均何足持っている

みんながどれぐらい靴を持っているのか平均を調べてみました。

昨今ミニマリストブームという事もあり、靴の所有数は減ってきているかも知れませんが、男性5足、女性10足が中央値みたいなイメージでした。夫、妻、息子、娘の4人家族だと想定した場合、なるほど、計30足で標準仕様の靴箱で足りる計算です。

さらに調べると、男性5足以下、女性10足以下で70%をカバーしていましたが、それは逆に残り30%の人は満足できないということ。そこで男性10足以下、女性15足以下まで増やすと90%が満足できるという結果でした。

自分の靴は何足あるのか

しかし、もっとも重要なのは自分たちが何足持っているかということ。

平均は平均。世間のほとんどの人が満足出来たとしても、自分たちが満足出来なければ意味がありません。ここで賃貸時代に靴の所有数を確認しました。結果、夫10足(断捨離前は20足)、妻40足で、平均を軽く超える倍の数字の靴を所有しえいました。

ホントに自分たちが持ち過ぎているのか…。

自分の使用用途別に考え直してみることにしました。日常使いの通勤用、雨用、運動用、冠婚葬祭(スーツ)用、雪用、夏用、キレイ目ファッション用ぐらいは必要かと。これだけで男性でも7足です。女性は倍ぐらいと考えたら14足。これぐらい要りますよね。

そう考えると余裕をみて、男性10足、女性は倍の20足が入る靴箱が最低限なのではないでしょうか。

●標準仕様は何足入るのか
●靴は平均何足持っている
●自分の靴は何足あるのか

標準仕様はやっぱり小さすぎるよね

片付いた玄関にするためには

最近の間取りは、この散らかった玄関の対策としていろいろな案が出されています。

メイン玄関と家族用玄関を分ける「ファミリー玄関」。大容量のモノを収納できるシュークロこと「シューズクローゼット」。そして古典的なただただ単純に「大きな靴箱」。この3点についてどれがいいのか確認してみました。

ファミリー玄関という選択肢

家族用のファミリー玄関のメリットは、メイン玄関を常にキレイに保てる事。

しかしちょっと待って。これって家族用のファミリー玄関は常に散らかってるってことですよね(散らかってもドンマイという発想のように感じる)わたしが求めているのは自分が帰って来たときに散らかっていない玄関。来客のために玄関をキレイにしておく事じゃないんです。

大容量シューズクローゼット

シューズクローゼットのメリットは、何でも入る収納量の多さ。

ゴルフバッグや子供の部活道具、ベビーカーなどなど、収納量の多さをアピールしているシュークロ。しかし実際シュークロの靴の収納量って微妙で、その理由として腰高以下を他の収納に取られてしまっている間取りが多かったのです。わたしは靴を収納したいのです。

単純に靴箱を大きくしてみる

単純に靴箱を大きくするのがうちには正解かも。

標準の靴箱では足りないのならば、単純に靴箱を大きくするのが正解。家族4人全員女性というあり得ない状況を想定しても、手の届く範囲で20足×4人=80足入る靴箱にすればいい。こうすれば靴を重ねることも、クローゼットに片付ける事もなくなるでしょう。

●ファミリー玄関という選択肢
●大容量シューズクローゼット
●単純に靴箱を大きくしてみる

なんだ、靴箱を大きくすればいいのか

ほぼ100足入る靴箱に変更

いろいろ考えた結果、幅1600×高2300の72~96足入る靴箱に変更しました。

現在、家族4人(うち靴の要らない乳児1人)の靴の総量は、夫6足、妻約30足、3歳の子供約20足。引っ越しを機に断捨離をしてもこのレベルで、標準の靴箱ならすでに溢れていました。

結果、土間に靴が散らかるのは防ぐこと出来ませんでしたが、靴を無理やり押し込むことや、室内のクローゼットの中に収納することはなくなりました。靴箱に空きがありますので、土間の靴もすぐに片付けることが出来ます。靴箱を大きくしたのは下記のような理由があったからでした。

幅を広くしても支障はない

靴箱の幅を+400広げても間取りに支障がなかった。

うちの間取りでは靴箱の幅が1200だったとしても、1600との差の400のスペースには何の用途も感じられませんでした。むしろただのデッドスペース。それならば靴箱を1600にして靴の収納量を増やした方が確実に得策。よっぽど綿密な間取りでない限り拡張しても大丈夫かと。

土間部に飾り棚は必要ない

土間にある靴箱のコの字部分の飾り棚は必要なかった。

そもそも飾り棚って必要かという話。カギは玄関ドア近くに置いてはいけないとあるし、センスのないうちでは大したものは飾れずごちゃごちゃするだけ。さらに飾り棚がないだけで20足も靴が収納できるとなれば、もう飾り棚なんて要らないでしょう。

手の届く範囲で80足可能

飾り棚を無くした靴箱は、手の届く範囲で80足の靴が収納可能に。

コの字ではなく全面靴収納にすることで、ひとり1区画20足が収納可能になりました。上の段を大人が、下の段を子供が使用すれば子供でも片付けやすい。男性は15足、女性は20足収納できるとなれば十分だと判断した結果です。さすがにそれ以上は断捨離も視野に入れましょう。

●幅を広くしても支障はない
●土間部に飾り棚は必要ない
●手の届く範囲で80足可能

この靴箱なら家族4人でも全部入りそうだね

片付く玄関の間取りを依頼

片付く玄関の基本は靴が全部収納できること。4人家族であれば80足が手の届く範囲に収納できることが望ましいかと思います。家族の靴の総量がよくわからない人は、片付く玄関にして欲しいんですとプロに間取りを依頼してみましょう。

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靴箱に入れている意外なモノ

一戸建てに住み始めて感じたのが、靴箱に靴以外のモノも収納するということ。

賃貸時代には靴を無理やり詰め込んでたことで気付きませんでしたが、服や帽子、マスクなど入れている家もあるらしいです。しかし、個人的に足が臭いのでちょっと抵抗がある。そんなわたしでも靴箱に靴以外を入れているものが下記3点。皆さんこれらをどこに入れているのでしょうか。

ちょっと汚らしい工具類

ドライバーや六角レンチなどのホームセンターの工具類。

頻度は少ないですが、戸建てに住むようになって工具を使うことが増えました。家電修理したり設備を解体したり。外の設備にも使用することがありますので、部屋の中に置いておくのはちょっと汚く、物置きに置くと使いにくいので玄関がベストでした。

殺虫剤や虫除けスプレー

蜂、蚊、ダニ、ゴキブリなどの殺虫剤や虫除けスプレー。

戸建ては取り合えず虫に苦しみます。庭があることで蜂や蚊も発生し、ダニやゴキブリも気になりだしました。そんな殺虫剤系も部屋に置くのはちょっと怖いですよね。そして虫除けスプレーは外出時に使用することが多い。とすると生活空間ではない玄関がピッタリとなりました。

来客用のスリッパを4足

来客用のスリッパを4足購入した結果、これどこに置くのか悩まします。

個人的には必要なかったのですが、戸建てに引っ越したとき来客用のスリッパを4足購入しました。使用頻度が少なく、外に出しているとほこりを被ってしまいます。同じ履物なんだから靴箱でいいかなと今に至ります。スリッパなら普段届かない靴箱の上段でも良さそうですね。

●ちょっと汚らしい工具類
●殺虫剤や虫除けスプレー
●来客用のスリッパを4足

注文住宅を建てる際、玄関の靴箱のサイズについてのお話でした。靴が溢れている家はよくみかけるのは、きっと標準仕様の靴箱では足りない家庭が多いのではないかと思っています。ひとり20足を目安に靴箱をサイズアップすることを検討してみてください。

今回の記事を読んで考えた結果、靴箱を標準仕様からサイズアップにしました!って言われる日を心待ちにしております。

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