LDKのどこからでもテレビが見れる間取りって理想だと思いませんか?キッチンにいてもダイニングにいても、さらには和室にいたってテレビが見れるってめちゃくちゃイイですよね。てか、そんな神間取りって出来ないでしょ…って考えてるママ、お待たせしました。
結論から言いますと、めちゃくちゃ普通の間取りでどこからでもテレビが見れます!
注文住宅を建てる際、生活をリアルに想像したらどこからでもテレビが見れる間取りが最強なのです。ここでは、わたしが実際に住んでいるどこからでもテレビが見れる間取りと、その欠点、そして間取りのコツでもお話でもしようかと思います。
今注文住宅を計画中の方で、どこからでもテレビが見れる間取りについて知りたい人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
16畳LDKでこだわった事
うちのLDKは16畳。決して広くない数字ですが、絶対に譲れなかったこだわりがありました。それは、LDKのどこからでもテレビが見れるようにする事。
最近はテレビが家にない人がいるとか若者のテレビ離れとか言われていますが、ホントわたしには考えられません。やっぱりリビングの中心、会話の中心と言えばテレビ。もしテレビが無かったら…家族全員いてもシーンってなってる未来しか見えません。怖すぎる。
テレビ世代は見てなくてもつけるよね
テレビの位置にこだわる理由
どこからでもテレビが見たいってこだわっている理由、こう見えてちゃんとあるんです。テキトーじゃないんですよ。
そもそもテレビ大好き人間ではなく、ひとりで携帯いじってる方が好きなのですが、そんなわたしでもテレビの位置はこだわりました。大きくは下記3つの理由からです。意外にみなさん当てはまるんではないでしょうか。
携帯やiPadではダメ
携帯やiPadって、画面小さいし操作めんどいしで使いづらい。
テレビじゃなくても携帯でいいじゃん!っていう人いるかと思いますが、やはり映像はテレビが一番。画面もデカいし操作も簡単だし。携帯でちまちまやってるのは性に合わない。どうせ流し見程度、BGM代わりなんですから分かりやすい方がいいでしょう。
意外にぼっちが多い
家族で暮らしていても意外にひとりの時間って多くないですか?
子供が小さいうちはLDKにみんなが集まってワイワイするかも知れませんが、そのうち夫は残業、子供は部活や塾など、結局みんな忙しくてLDKに集まる時間なんてほぼないんじゃないかと。そして無音のままぼっちで飯食べて片付けて…テレビが見れないとめちゃくちゃ寂しいでしょ。
LDKを有効に使える
狭いリビングにギューギューに集まらなくてもテレビを視聴できる。
16畳のLDKではリビングはおそらく6~8畳程度。みんなでテレビを見ようってリビングに集まってしまうと、家族4人だとひとり当たり1.5~2畳のスペースしかいない三密状態。めちゃくちゃ狭いですよね。どこからでもテレビが見れたら16畳のリビングと同等=ひとり4畳ですよ。広すぎ。
●意外にぼっちが多い
●LDKを有効に使える
ヨシ、テレビの位置はこだわってこか
人気の間取りはテレビ無視
「どこからでもテレビが見れる間取り」そんな間取りにしたくていろいろ調べていましたが、意外や意外なかなか無いものですね。
最近の流行りのほとんどの間取りが、キッチンからテレビが見えない、ダイニングからテレビが見えないなど、わたしにとっては致命的な欠陥のある間取りしかありませんでした。その代表的な間取りが以下3点、これはテレビ好きなら絶対に手を出してはイケない間取りです。
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家事楽な横並びダイニング
キッチン横にダイニングを持って来る間取り。いつからか人気の間取りになりました。
配膳という一日のうちたった数分間を楽にするために、食事中にみんなでテレビを見るという行為を犠牲にするのはいかがなものか。食事中はテレビは見ませんっていう上流階級の家は知りませんが、テレビを見ながらワイワイする方が会話は弾むと思いますけどね。
キッチンから和室が見える
キッチンから和室が見えるってのは、もはや子育て世代には必須の間取りです。
キッチン前かキッチン横に和室を持って来るのは、確かに小さい子を遊ばせたり昼寝させとくには最高の間取りです。しかしそれも5年ほど。その後は誰もいない和室を眺めながら料理を作ることになるのでしょう。何の罰ゲームなのか理解できません。
落ち着き感のL字リビング
LDKでありながらも独立しているようなL字リビング、さぞかし落ち着ける空間でしょう。
ダイニングキッチンと緩やかに仕切ることで、メリハリのある落ち着いたリビングになる。ただ残酷にも仕切られてしまったリビングは、何のための対面キッチンか分からないほど一体感がない。何を見ながら家事をしたらいいのか、もはや苦行でしかありません。
●キッチンから和室が見える
●落ち着き感のL字リビング
テレビを見れない流行りの間取りはクソです
どこでもテレビが見れる間取り
そこでわたしがオススメしたい間取りは、縦長リビングとリビングに隣接した和室です。これがどこからでもテレビが見れる唯一無二の間取りなのです。
よくあるオーソドックスな建売の間取りじゃん!て思った人も多いでしょうが、テレビ好きにとってはこれが最強の間取り。LDKのどこにいてもテレビが見れるんですよ。
キッチンからテレビが見れる、ダイニングから全員がテレビが見れる、リビングはテレビを囲むようにソファーがあり当然全員見れる。そして和室からもテレビが見れる。これ以上の間取りをわたしは見たことがありません。
この間取りはホントに万人受けしますよね
何人同時にテレビが見れるか
この普通の間取りがどれだけスゴイか、実際に何人が同時にテレビが見れるか検証してみました。なんと16畳のLDKなのに、同時に16人がテレビが見れるんです。
それはちょっと言い過ぎだろ!って思った人のために、証拠写真を撮ってみましたので、いっしょに確認していきましょう。ホントに16人ですよ。
リビングでくつろぎながら5人
リビングでは5人が同時にテレビを見ることが出来ます。
2メートルを超えるサイズの3人掛けソファーがあるので3人は確定。そこに、テレビの左の窓際に60センチ角のオットマンがあります。わたしはよくここに座ってくつろいでますので、ここで+1人を追加します。
テレビの右には大和屋のキッズデスクがあり、いい感じでLDKに馴染んでいます。ここからでも子供なら座ってテレビが見れますので+1人追加。リビングは計5人テレビが見れますね。
食事しながらダイニングで6人
ダイニングでは6人が同時にテレビを見ることが出来ます。
少し大きめの全長150センチのダイニングテーブルは4人掛け、ここで4人は確定。そして右側の椅子はせっかくのベンチシートとなってますので、+1人追加させてもらいます※全長110センチですのでちょっと狭いけど3人座れます
ダイニングテーブルの左側にはこっそりハイローチェアがありますので、赤ちゃんクラスにはなりますがテレビが見れます、よって+1人追加。最終的にダイニングはやや強引だけど計6人テレビが見れますね。
キッチンで料理をしながら1人
キッチンでは1人がテレビを見ることが出来ます。
シンク前やワークトップ前からテレビが見ることが出来ます※コンロ前は壁があって見れない。洗い物をしながら、料理をしながらテレビが見れるのはホントに神間取り。キッチンに2人立てるスペースがありますが現実的ではないので、計1人だけがテレビが見れることにしておきましょう。
小上がり和室でまったりと4人
リビングに隣接した和室からは4人が同時にテレビを見ることが出来ます。
リビングと和室の間口は250センチあり、これは4人掛けソファーに匹敵するサイズです。ですので4人確定(ホントはさらに奥に座ってもテレビが見れるのですが…ま、いいでしょう)和室からは計4人だけがテレビが見れることにしておきます。
●食事しながらダイニングで6人
●キッチンで料理をしながら1人
●小上がり和室でまったりと4人
ヤバっ!ホントに16人同時にテレビ見れるじゃん
この間取りの欠点ポイント
どこからでもテレビが見れるこの最強の間取りにも、住んでみたらちょっとした欠点がありました。それは、キッチンで作業をしているとテレビの音が聞こえにくいんです。
キッチンで料理していると、レンジ、換気扇、湯沸かしポットやシンクの音がうるさくて(食洗機もうるさいけど深夜に稼働することが多いので許します)キッチンまでテレビの音が聞こえず、テレビの音量を見たこともない数字にしてました(妻が)。
さすがにご近所トラブル待ったなしだったので、解決策としてBluetoothのスマートスピーカーを購入。ちょっと音ズレはありますがそこまで気にならないレベル。ホントにキッチン作業中は全然聞こえませんから、これは確実にゲットしておく事をオススメします。
普段10なのに妻は65まで平気で上げてたわ
テレビが見れる間取りを依頼
どこからでもテレビが見れる間取り、正直オススメでしかありません。むしろこれ以外のレイアウトにした人は、その後どのように過ごしているか逆に気になります。そんなオーソドックスな普通の間取りはイヤだがテレビはみたいって人は、プロに依頼するのがベストです。
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どこでもTVが見れるコツ
よくある間取りによくあるレイアウトを長々とお話しましたが、実はいろいろと考えた結果ここに辿り着いた事を理解して頂きたい。
ただ、縦長リビングにリビングに隣接した和室にしとけばどこからでもテレビが見れるのか?と言われるとそうではないからです。ちょっとしたコツがありますので参考程度にメモしておきます。
みんなが憧れる対面キッチン
言うまでもありませんが、対面キッチンは必須です。
対面キッチンのホントのメリットは家族を見守れることではなく、家事をしながらテレビが見れる事だといっても過言ではありません。庭を見て景色を楽しむ?子供の様子を見る?そんな期間限定のものよりもテレビを見る事の方が重要ですよね。
無難中の無難、縦長リビング
LDKの間取りとしては、縦長リビングが好ましい。
横長リビングと呼ばれるL字リビングに、和室やウッドデッキを追加して田の字にする家はカッコイイのでしょうが、そんな間取りで全員がテレビの方向を向くことはほぼ不可能。大人しくズドーンと縦長リビングにしておきましょう。
キッチンとT字のダイニング
キッチンとダイニングテーブルはT字に配置する。
キッチンと平行にダイニングテーブルを置きたい人もいるでしょうが、それだと強制的に二人はキッチン側を向かなければなりません。汚いキッチン見ながら飯食べたって美味しくないですからね。みんなでテレビで朝のニュースや天気でも見ましょうよ。
テレビは反対側に壁ドンしろ
テレビはキッチンとは反対の壁にドン付きが正解。
そのレイアウトちょっと狭いんじゃないの?って思っちゃう人多々いますが、計算上LDKが16畳もあればなんの問題ありません。キッチンの正面にテレビを持って来ることを心掛けてください。基本はキッチンからテレビが見れる事です。
和室はリビングに隣接させる
和室があるならリビングに隣接しておきます。
キッチンやダイニングの横に隣接するパターン、あれはおそらくテレビが見れませんのでオススメしていません。テレビが見れない部屋なんて何の意味もありません。和室に「居間」の働きをさせるならばリビングに隣接するのが正解だと思います。
和室はちょぴっと小上がりに
出来れば和室は小上がりにしてください。
リビングに隣接した和室の失敗でよく見るのが、ソファーに視界を遮られテレビが見れないパターン。あれはホント悲しい間取り。また、テレビはソファーに座った時のベストの高さに設定すると思いますので、小上がりじゃない和室からなら見上げなければなりません。首イカレマスヨ。
仕切るなら3枚引き戸が絶対
リビングに隣接した部屋に戸を付けるなら、3枚引き戸は絶対です。
これを通常の2枚引き戸とかにしてしまうと実際の間口より狭くなり、部屋からぜんぜんテレビが見れなくなってしまいます。部屋の床がすべてまる見えに出来るような引き戸にして、隣接する部屋のメリットを最大限引き出しましょう。
●無難中の無難、縦長リビング
●キッチンとT字のダイニング
●テレビは反対側に壁ドンしろ
●和室はリビングに隣接させる
●和室はちょぴっと小上がりに
●仕切るなら3枚引き戸が絶対
注文住宅を建てる際、どこからでもテレビが見れる間取りについてのお話でした。わたしテレビ見ませんのでって人も、他の家族は見たいかも知れませんよ。テレビが見れる間取りにデメリットはありません(消せばいいだけなので)ので、こんな間取りも一考してみてください。
今回の記事を読んで考えた結果、どこからでもテレビが見れる間取りにしました!って言われる日を心待ちにしております。
コメント
はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております。
この間取り最高だなと思うのですが、ダイニングテーブルからテレビを見た時、テレビの音は聞こえますか?
まだ家を建てる予定はありませんが、間取りを考えるのが楽しくて見させていただいております!
ダイニングテーブルでお菓子食べながらテレビ見てる事が多いのですが、ボリューム的には20ぐらいで普通に聞こえてますよ。
ただ、キッチンで洗い物とか換気扇を強にしてるとやや聞こえづらいので注意です。
どこでもテレビが見れるってのテレビっ子にとっては最高ですよ。
返信ありがとうございます♪
そうなんですね。キッチンでガチャガチャやってたら確かに聞こえづらいですよね…
実家はキッチンの対面に窓があるタイプの横長リビングで(マンションによくあるタイプの間取りです。)テーブルの横にテレビがありました。テーブルはキッチンに平行に置かれていました
キッチンでガチャガチャやってたら聞こえづらかった事を思い出します。
どこからでもテレビが見れるのは本当に良いですよね!
キッチンから庭が見える、キッチンから和室で昼寝してる子供が見える!とか
オシャレな間取りもありますが、本音のところテレビが見たいんですよねー。
うちの実家も壁付けキッチンの出窓みたいなところに
小さいテレビを無理やり置いていたのを思い出しました(当時対面キッチンなんて流行ってなかったので)
万が一家をもう一度建てるとしても…この間取りですね!