インスタやブログで、この間取りオススメ!この設備サイコー!これだけはマジで必須!とかいうのはだいたい読んで取り入れたので、もう後悔はしない完璧な家になったはず。そろそろ本格的に契約したろっかな…って考えてるママ、お待たせしました。
結論から言いますと、わたしも後悔しない完璧な家のはずが水回りで後悔してました!
注文住宅を建てる際、めっちゃ勉強して後悔しない家が作れてたって思ってたのですが、住み始めてすぐには気付かなかった後悔ポイントがちょいちょい出てきました。ここでは、新築に住んでから1年後に分かった水回りで後悔した6つの事についてお話でもしようかと思います。
今注文住宅を計画中の方で、めちゃめちゃインスタとかブログで勉強してるから、わたし失敗しませんので!って思っている人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
キッチンの後悔ポイント
タッチレス水栓は要りません
タッチレス水栓はハイスペック過ぎて使いこなせません。
キッチンは料理中も片付け中も手が汚れる事が多く、良かれと思って(妻には相談もせずに)タッチレス水栓にしましたが、これがムダな設備になるとは夢にも思いませんでした。
タッチレス水栓はここ最近の設備のため使い慣れていないのは分かるのですが、妻は1年経っても蛇口で水を止めます。これがタッチレス水栓を使いこなしている私には最大のストレスとなります。
通常の水栓で食器のすすぎをする時は、水出す→近づく→すすぐ→水止める→離れるの5アクション。そして本来のタッチレス水栓の機能は、近づく(→水出る)→すすぐ→離れる(→水止まる)で3アクションで済む。これを蛇口から止められてしまうと…
近づく(→水出ない)→イラっとする→離れる→水出す→水を調整する→近づく→すすぐ→離れる(→水止まる)となり、通常よりも多くの8アクションが必要となりました。ほぼ毎日、ほぼ毎回、1年間言い続けても治らなかったのでもう諦めました。ホント無駄な買い物でした。
床材は機能重視で選ぶべき
キッチンの床材はリビングと同じだと傷だらけになるかも知れません。
LDK一体型が基本となる今、キッチンの床材は統一感を出すためにリビングと同じ東洋テックスのワイルドホワイトを採用しています。さらに世間の波に飲まれて、キッチンマットは使用しておりません。その結果どうなったかと言うと…ご覧の通りたった1年で傷だらけになりました。
何を落としたか覚えもないのですが、かなりの数の傷があります。そして水に強い素材ではないのか少し変な跡が気になり始めました(光の加減で気になるかどうか程度ですが)
悪いことは言いません。水回りの床はそれに見合った床材を採用しましょう。計画時にはキッチンだけ床を変えるなんて変じゃね?て思ってましたが、今なら確実に変えます!むしろカッコイイし。
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●キッチンは水と傷に強い床材を
キッチンのタッチレス水栓が失敗になるとは思わなんだわ
お風呂の後悔ポイント
洗濯ポールは1本では足りない
浴室乾燥の洗濯ポールは1本では全然足りません。
1年住んでやっと気付いたのですが、毎日洗濯をしていたとしても浴室乾燥で乾かせるのはおおよそ2人分。家族3~4人分なんて到底洗濯ポールが1本では補いきれません。特に冬なんて全然無理で、洗濯物を引っ掛ける場所なくて浴室内に棚入れてましたよ。
乾燥機能付きのドラム式洗濯機買えばいいじゃん!って世間は言うのでしょうが、どうもうちの妻はアレは大反対のようです(ていうかネット内では大絶賛のドラム式、リアルではほぼ全員が二度と買わんって言うてますけど…)
そんな事ならば洗濯ポールは2本にすべきだったよ※ちなみにショールームで2本取り付けられていたのを見たので可能なはずです
浴室のドアは開き戸はやめろ
お風呂のドアはこだわりが無いのであれば開き戸はやめましょう。
浴室内で倒れた時、複数人でお風呂に入りたい時など中へ開く開き戸はかなり不便となります。外からドアを開けようとすると、洗い場にいる人が邪魔になって開けれなくなってしまいますからね。
浴室ドアは引き戸がイイのは計画当初から分かってた事。そんな事は100も承知だったのです。それなのに何故この開き戸にしたのか…それはどうしても透明ガラスのドアにしたかったの。
透明ガラスの引き戸というものも存在していたのですが、それを採用するには最上級グレードの風呂にしなければならなく予算が合わずに断念。なので開き戸の悪さを分かっていながらも、透明ガラスのドアだけは譲れませんでした。
●浴室ドアは無難に引き戸を
妻は謎にめっちゃお色直しするんで洗濯物が多いんですよ
トイレの後悔ポイント
トイレの手洗いは誰も使わない
トイレの手洗いはホントに使わないからやめた方がいい。
うちの1階のトイレはタンクレスのため、トイレ自体には手洗いは付いていません。本来ならばトイレ内に手洗い場を設けるのが普通ですが、トイレを出てすぐに洗面所がある間取りにした事から、計画当初はトイレの手洗いは必要なしと考えていました(わたしは!)
しかしながら、工務店と妻の意見として、来客の事を考えたらトイレ内に手洗いはあった方がいいとの事で泣く泣く承諾しました。
さて実際は…この1年ほぼ誰も使ってません!(おそらく10回も水出してません!)
そもそも来客は少ないし、来ても意外とみんなトイレ行かない。こんな小さな手洗いでハンドソープも無いところでチビチビ指先だけ洗うよりも、隣の大きな洗面台でハンドソープ付けてバシャバシャと手を洗った方がキレイになりますよね。はい、想定内の後悔。
どうしても付けたいなら大きいの!そしてハンドソープも!
洗面所の後悔ポイント
コンセントと仮置き場の位置
ドライヤーを洗面所でするなら、コンセントと仮置き場を確保しましょう。
家を建てる時のこだわりとして、当初は洗面所だけはお金をかけたいって思っていました。しかしなんやかんやで最終的には、安さと洗面器の大きさを取ってリクシルのピアラというものを設置する結果となってしまいます。
当初造作の洗面台を考えてたのが破綻し落ち込んでたのもあってか、メーカーのものならば間違いないと信頼しほぼ何も考えずにチョイスしたのが後悔の始まりでした。
うちは洗面所でドライヤーをする家族なので、ドライヤーのコンセントは洗面台についているのでいいだろうと思っていたのですが、ドライヤーをする際、奥のコンセントに差すとドライヤーのコードが水で濡れている洗面器の中に入ってしまう。これホント危ない!
さらに貴重な仮置きスペースにドライヤーを置くと、化粧水やくしなどの一時置き場が無い!
洗面器の大きいのは満足していますが、仮置きスペースがないようなものはオススメ出来ません。せめてドライヤー、くし、化粧品、タオル、歯ブラシセットがすべて置けるスペースのある洗面台をオススメします。
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一番の後悔ポイントがここ。ホントやり直したいわ
後悔したくない人たちへ
ここまで紹介した後悔ポイント、実はプロの中では当たり前の事なのかも知れません。それに気付かなかったのは、ただただ家づくりの素人が考えてしまった結果でしょう。こんな初歩的な後悔をしたくない人はまずプロに依頼するのがベストです。
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注文住宅で後悔しないために
後悔しないためにやって欲しい事、まずはインスタ、ブログなどの失敗例、後悔例を読む事です。特に1年以上住んでからの意見は参考になるはず。5年後、10年後みたいな記事があれば貴重なサンプルとなります。
間違っても「この間取りオススメ」「やってよかったこの設備」みたいなのは読んじゃダメ。その人にはイイかも知れないけど自分には合わないのがほとんど(インスタの人たちはきっと金持ちですので)
そして実際に建てた周りの人の意見を聞く事。実際に建てた人の意見はインスタ内の人とのギャップに驚くはず。親や自分の周りの人たちの意見を参考に取り入れたものは後悔しませんでしたので、やっぱリアルな声が一番参考になりますね。
●リアルな人たちの意見がホントの事
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注文住宅を建てて1年住んだ結果、水回りで後悔してしまったポイントについてのお話でした。今はインスタやブログなどで情報収集が可能なので、ついつい自分はすべて把握出来ていると勘違いしてしまいがちですが、リアルな人の意見も参考にした方がイイのかなと思います。
今回の記事を読んで考えた結果、取り合えず水回りの私の失敗だけは回避して家を建てれました!って言われる日を心待ちにしております。
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