洗面所は二畳でいいのかな?いや待てよ、洗面所と脱衣所を別にするとイイって聞いたこともあるし。けど一日のうちちょっとしかいないしLDK広くしたいからやっぱり二畳でいいよ…ね?そんな悩めるママ、お待たせしました。
結論から言いますと、洗面所は二畳では足りません!洗面所を廊下へ出して脱衣所とは別にしましょう!
最近は三畳の洗面所も見かけるようになりましたが、まだまだ二畳の洗面所が主流。見学会へ行って広い洗面所を見ても「この金持ちめ」と思ってたのは遠い昔。これを見たら、二畳の洗面所に違和感を持って頂けると思います。
洗面所について何も考えずに二畳にしようとしている方、洗面所と脱衣所は別に分けるべきかで迷っている方、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
洗面所は二畳でいいのか?
一般的な洗面所の広さは何畳なのか?おそらくほとんどが二畳の洗面所なはずです。
アパート時代にかなりの断捨離を行いましたが、最後まで洗面所は物が多くてぐちゃぐちゃでした。洗面所がキレイな人ってホントにいる?少なくともわたしの周りで抜き打ちで洗面所を人に見せれるぐらいキレイな人は見たことがありません。
わたしが注文住宅を建てる際、一番こだわったのはキレイな洗面所にすることでした。
一日の中で使用時間の短いところは狭くするのが基本ですが、洗面所はホントに二畳で足りるのか?という疑問があります。狭すぎるからぐちゃぐちゃになるのではないかと。
●洗面所は皆ぐちゃぐちゃで汚い
●洗面所は二畳でホントに正解?
実家もアパートも友達の家も、どこ行っても洗面所って物が多くてぐちゃぐちゃですよね
洗面所やること多過ぎ問題
洗面所が二畳では足りない理由は、洗面所でやることが多過ぎるからなのかも知れません。
最近はサニタリールーム(英語でSanitary room)とかおしゃれな言い方でキレイっぽく見せてますが、これは風呂トイレ洗面所などの水回りの総称です。実際の洗面所の読み方は「せんめんじょ」です←濁点があって汚い感じしません?
よくよく考えると洗面所は洗面脱衣所とも呼ばれ、機能としては洗面所・脱衣所・洗濯室・化粧室・収納室という5つの役割を持たせられているブラック企業だと気づきました。それを二畳でやれって?そりゃ無理ってなもんです。
●洗面所は二畳で5つの役割も
●洗面所を二畳でやりくりは出来ない
その5つの役割とスペースについて考えてみました。
洗面所は手や顔を洗う
洗面所(英語でWashroom)本来の手や顔を洗う場所。
洗面所の一番の目的は手や顔を洗うってとこでしょうか。おっと、歯を磨くのも入りますね。これらをするために必要なのが洗面台。洗面台を置くだけで0.5畳のスペースは必要、洗い場もとなると+0.5畳で計1畳ってとこでしょうか。
脱衣所として服を脱ぐ
脱衣所(英語でDressing room)として服を脱着する場所。
一人暮らしの賃貸では脱衣所は要りませんが、複数人で済む際は脱衣所はあった方が好ましい。娘の裸を見るわけにはいかないですからね。必要なのは脱いだ服を入れるかご、着る服を置く場所ぐらいで0.5畳、脱着スペース+0.5畳で計1畳。
洗濯室で服を洗って干す
洗濯室、いわゆるランドリールーム(英語でLaundry room)として服を洗濯し干す場所。
晴れた日は外で干すタイプなのですが、雨が降ったり梅雨時期には洗面所に物干しざおを持ってきて、除湿機かけて部屋干ししてました。ハンガーとかも収納しなきゃならないし、洗濯機で0.5畳、干すスペースとして+1畳の計1.5畳でもギリかなと。
化粧室としてメイクをする
化粧室、いわゆるパウダールーム(英語でpowder room)としてメイクをする。
わたしは男なのでメイクは必要ありませんが、髭剃りや化粧水、ドライヤーやヘアセットなどは必要。立ちっぱなしだとしんどいので、スーパー銭湯とかにもある裸でも座れる椅子があればベスト。洗面台は兼用としても椅子だけで0.5畳のスペースは必要か。
収納室としてパジャマやタオルを
収納室(英語でStorage room)としてパジャマやタオルなどを収納する場所。
衣類の収納=着替え(パジャマや下着)の収納やタオル、バスタオル、ハンカチ、その他掃除道具とか洗剤のストックとかも入れておきたい。収納として0.5畳のスペースがあれば心強い。
洗面台で0.5畳、洗濯機で0.5畳、衣類収納で0.5畳、ハンガーや除湿機、脱衣かごを置くので0.5畳、歯磨きや顔、手を洗うスペースと服を脱ぐ/着るスペース、椅子に座るスペースはすべて同じ場所(雨の日の物干しスペースも兼用)として1畳…最低でも洗面所は三畳はやっぱり必要だ。
洗面所は二畳が基本とされてきた世界に喝を入れたいとこだ
洗面所は廊下へ!脱衣所とは別に
実際にわたしが出した結論は、洗面所としてはちょっと広めとなる計四畳(洗面所二畳+脱衣所二畳)にしました※これは注文住宅を建てる上で最優先事項だった。
上記5つの役割でいうと、洗面所は(洗面+化粧+収納)で廊下に出して、脱衣所は(脱衣+洗濯)てな感じです。
洗面所と脱衣所を別にした理由としましては、入浴中に歯磨きとかで洗面所に人が入ってくるのが昔から嫌いで、着替え中に入ってきたらなんやねん!ってなります。カギはあるけどいちいち締めないですからね。
ドライヤー待ちも苦痛です。風呂上がってんのに上記理由により風呂に入れない謎。どんどん家族の睡眠時間は削られます。洗面と脱衣が同じなんて誰が考えたのか?こんな理不尽な間取りないでしょう。
収納を脱衣側に入れなかったのは湿気問題。どこかのブログで湿気問題ないです!ってのを見ましたが、それでもあのムンムンの中、しばらく使わないようなタオルがあったら…カビ生えません?電化製品とかも壊れちゃうかなと←多分大丈夫なんだけど。
気持ちの問題ですが、湿気ムンムンのとこに衣類や家電は置きたくなかった。
結果、引っ越して1年近く経過した今でも、いつ誰が来ても見せれる状態はキープ出来ています。誰も来ないですけど。
ムダなスペースもありますのでうまくやれば三畳ぐらいでイケそうですけどね。
洗面所がキレイな少数派に入ってヨカッター!いつでも誰か来て―
洗面脱衣が別の間取りを依頼
LDKを広くするぐらいなら洗面所と脱衣所を分けませんか?わたしが考えたど素人間取りでは四畳でしたが、プロならば同じようなことを三畳でイケるかも知れません。実際に洗面所と脱衣所を別にした間取りをプロ軍団に依頼してみましょう。
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洗面脱衣を別にする超メリット
洗面所を廊下に出した間取りにし脱衣所を単独で設けた結果、サイコーだったって思ってるのですが、何がそんなにサイコーなのか洗面脱衣所を別にするメリットをパパ目線で3つ教えておきます。
玄関入ったらノードアで洗面所までイケるこれからの流行間違いなしの廊下洗面所レイアウト。玄関入ったらどこにも触れずに手が洗える、サイコーですよね?絶対にこれからの新築には必須条件となります。
ドライヤー待ちがなくなりました。特に女子は何時間乾かしてんねん!何を塗ってんねん!ってぐらい美容のためにはいろいろ時間がかかります。それをすっ飛ばして風呂に入れるのはサイコーです。
ちなみにダイソンのヘアドライヤーは買った方がいい!これフツーのドライヤーの約半分ぐらいで乾きます。ま、それよりも先に髪の毛短くした方が早いですけどね。
カラッカラの着替えが2歩で取れる。風呂に行くときに着替え忘れた!ってなって裸でウロつかなくてもすぐ取れ、お風呂の湿気の届かないところに置いてあるのでカラッカラ。ホントにベストですよ、この間取り。
●ドライヤー待ちがなくなった
●2歩でカラカラの着替えが取れる
注文住宅を建てる際、洗面所について今一度検討してみてください。二畳ではフツーに生きてたらスッキリとした洗面所にするのは難しいと思います。パントリーやシューズクローゼット、LDKを広くするぐらいなら、洗面所と脱衣所を別にしてください。
今回の記事を読んで洗面所と脱衣所を別にしました!って言われる日を心待ちにしております。
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