LDKってどこから入るのが正解なのか考えたことはありますか。一般的にはリビングからLDKに入るというイメージで、キッチンから入るなんて最悪!そんな人が大半だと思います。その常識、今の時代でも正解なのでしょうか…

LDKの入口ってリビングだよね?
そんな悩みがあるのなら、是非この記事を読んでみてください。
●建売住宅のLDKの入口はどこか?
●リビングから入るデメリットとは?
●キッチンから入るメリットとは?
当時、LDKはリビングから入るという常識に疑問を持ってたわたしは、あえてキッチンから入る動線にしました!
この記事を最後まで読んだらきっと、あなたの「LDKの入口はどこから入るべきか」の答えが見つかり、新築では落ち着いたリビングと家事楽動線を手に入れられているはずです。
今注文住宅を計画中で、絶対にマイホームで後悔したくないって思っている人、ほんの少しだけわたしの大きなひとりごとにお付き合いください。
LDKの入口はどこにするか
玄関からLDKに入るとき、どこから入るのがイイかご存じですか。
一般的にはリビングから入るのが基本、これは生活感のあるキッチンを来客に見せないという配慮からでしょう。実際に近所の建売物件の間取りを調査したところ、リビングが圧倒的でした。
●リビングが入口:82%
●ダイニングが入口:14%
●キッチンが入口:4%
なんとリビングから入るのが8割強!世間的にはLDKの入口=リビング一択なんですよ。しかしわたしはリビングから入るのは悪手、リビングから入る必要はないとさえ思っているのです。
●リビングから入る必要はない

やっぱり普通はリビングだよね
リビングが入口のデメリット
わたしの実家が玄関からすぐリビングという間取りでしたが、これがまあイラポイントがありました。
この間取りでは、リビングにいる人が落ち着かないんです。のんびりテレビを見てるのに前や横をバタバタと歩き回られるとかなり目障りで、テレビの前を横切ろうもんなら発狂もんですよ。

マジでテレビの前を通るなよな
帰ってくる側の人もまたイラつきます。
両手いっぱいに買物して帰ってくると、のんびりソファで寝転んでるヤツがいる。これが地味にストレス!手伝えよと!さらにキッチンまでが遠く、まだ歩くのかと心が折れるんですよ。
せっかく家の中に到着し試合終了かと思いきや、さらに延長戦が待ってたという気分ですね。
●テレビの横を通られ気が散る
●冷蔵庫までの道のりが長すぎ

これが地味にイヤなんですよ
来客を想定する時代じゃない
ここでふと気づいたのが、キッチンを見られるか否かなんて考える時代じゃないということ。
だってよく考えて下さい。そもそもLDKとしてキッチンを前面に押し出し、さらにオープンキッチンで手元まで見せつけ、尚且つ横並びダイニングですべてを見せようとしてるじゃないですか。
●LDK一体型が今や当たり前
●腰壁なしのオープンキッチン
●横並びダイニングでもろ見せ
LDK一体型が今や当たり前
もうLDK一体型=リビングとキッチンが同じ部屋なんて当たり前ですよね。
自分から同じ部屋にしておいて「キッチンは見られたくない!」なんて矛盾してませんか?これはミニスカなのにパンツ見られたくないと同じぐらい意味不明なことです。
腰壁なしのオープンキッチン
一部の人たちはオープンキッチンも多用しています。
キッチンといえば手元がごちゃごちゃしがちですが、あえて腰壁もなくしてその手元までも見せに行ってます。ここまでしているの「キッチンは見られたくない!」なんてどの口が言ってんだと。
横並びダイニングでもろ見せ
ついには横並びダイニングでキッチンの足元も見せていく。
キッチンの中(ゴミ箱など)は見せたくないくせに、横並びダイニングを採用するという謎。来客ってほぼダイニングに座るのに「キッチンは見られたくない!」なんてもう二重人格でしょ。

逆にキッチンは見せていく時代
LDKの入口はどこが正解か
いろいろ考えた結果、うちは玄関からすぐキッチン=LDKの入口はキッチンにしました。
玄関から冷蔵庫まではたったの3歩、買い物帰りのこの動線はホント神でした。これを体験するともうリビングから入るなんてバカバカしいことはできなくなります。

家事をする人には最高の動線だな
そして落ち着いたリビングも手に入れました。どれだけ後ろで歩き回られても気になりませんし、なんならのんびりしててもソファからは見えないので罪悪感もありません。
年に数回しかない来客のために毎日を犠牲にするなんて…リビングの入口をやめて正解でした。
●動線重視ではキッチンが正解

キッチンが入口のがイイかも
キッチン入口の想定外の良さ
実は、キッチンが入口のおかげでまだまだイイことを見つけました。
玄関が近いので弁当や水筒の準備が楽ですし、扉を開けっ放しにされてもすぐ閉めれます。さらに毎朝や帰宅時に子供と顔を合わせやすいという副産物もあったんですよ。
●弁当や水筒の準備がかなり楽
●扉の開けっ放しの処置も最速
●コミュニケーションにも最適
弁当や水筒の準備がかなり楽
玄関とキッチンが近いので弁当、水筒の準備が楽なんです。
弁当や水筒ってキッチンに置きっぱだとつい忘れがちなので、玄関に置きたい。その玄関に置くのが楽になるんです。また、帰宅後に玄関に放置されてもすぐ取りに行けます。これが便利でした。
扉の開けっ放しの処置も最速
扉を閉めない子どもがいても、すぐ閉めることができます。
子どもって高確率で扉は閉めないんです。うちは全館空調じゃないので、扉を開けっ放しにされると寒くて暑くてイラってします。それでもキッチンに扉があるとササっと閉めれるんですよ。
コミュニケーションにも最適
子どもとのコミュニケーションは確実に増えます。
朝は弁当や朝食などでキッチンにいる時間が長く、そのうち子どもが起きてきます。ここでLDKの扉を開けた瞬間に「おはよう」と毎日顔を見て言えるのです。
夕方もなんやかんやでキッチンにいることが多く、帰宅時にも「お帰り」が確実にできます。

毎日の挨拶って大事だもんな
思春期でも問題ありません。扉の左側に玄関、右側に階段があるのでこの扉を開けっぱにすれば、顔を合わさず出入りなんて無理。リビング階段と同等の効果が自分のさじ加減でできるんですよ。

キッチンが入口で確定じゃん
LDKの入口がキッチンの家
年に数回の来客よりも毎日の動線を重視する時代、LDKの入口はもうキッチンだと気付いたはずです。キッチンを見られたくないといいつつ見せていく矛盾、それでもまだリビングから入るべきかを正気に戻って考えてみましょう。

入口はリビングよりキッチンだな
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それでも来客が気になる人へ
最後に、それでも汚いキッチンを絶対に見られたくない人へアドバイスをしておきます。
それは、リビングへの動線も確保すること、来客はLDKに通さず別に和室を設けること。そして、最終手段としてダイニングから入るという選択肢も考えてはどうかということです。
●リビングへの動線も確保する
●来客用の和室を一階に設ける
●ダイニングから入る選択肢も
リビングへの動線も確保する
LDKへはキッチンからだけじゃなく、リビングからも入れるようにする。
買物帰りは玄関からキッチン(パントリー)、通常は玄関からリビングという2WAY動線もよく見かけるようになりました。この動線は家事楽+来客にキッチンも見られない=最強ですね。
来客用の和室を一階に設ける
来客はLDKではなく客間へ通す。
来客をLDK(リビング)に通そうとするからおかしなことになるんです。来客は客間、やはりこれがベストです。一階に来客用の和室があると便利なのですが…現実的ではないですよね。
ダイニングから入る選択肢も
もっと単純にダイニングから入るという選択肢もあります。
ダイニングを入口にすると、リビングの落ち着き感+冷蔵庫がちょっと近い+来客にキッチンを見られないという最強かも。ただわたしは未体験ですのでデメリットもあるかも知れませんけどね。

来客なんて無視してイイじゃん
まとめ
この記事では、LDKの入口についてお話しました。
これまではリビングが一般的でしたが、毎日の生活を考えればキッチンからがベストです。絶対にキッチンを見られたくない人も動線を増やすなどの対策があるのでやっぱりおすすめですよ。
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ほな

入口の場所で生活は激変するよ
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