せっかく家を建てるなら、家族や友達が泊まれるように客間が欲しい。でも、最近は家も高いし、使わなくて後悔するのもイヤだし。今の時代、もう客間なんていらないんだろうか…

客間って作った方がいいのかな?
そんな悩みがあるのなら、是非この記事を読んでみてください。
●客間を作ったときのデメリットとは?
●来客時以外の客間の使い方とは?
●客間を作るときの注意点とは?
当時、客間について考えてたわたしでしたが、悩んだ末やっぱり客間を作りました!
この記事を最後まで読んだらきっと、あなたの「客間はいるのか、いならいのか」の答えが見つかり、新築ではめちゃくちゃ使う客間を手に入れているはずです。
今注文住宅を計画中で、絶対にマイホームで後悔したくないって思っている人、ほんの少しだけわたしの大きなひとりごとにお付き合いください。
客間とは誰が使う部屋なのか
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突然ですが、客間って「来客の部屋」だと思ってませんか。
客間、応接間、ゲストルームなどなど呼び方はいろいろありますが、これらは一般的に来客の応対、食事、宿泊を想定した部屋。だけど、客間って別に「来客専用の部屋」ではないんですよ。
●来客だけが使う部屋じゃない

ん?いまいち意味が分からん
そもそも来客って誰のこと?
来客って誰なのかについて、一度ここで整理しましょう。
家にとっての来客とは、住んでいる家族以外の人。例えば、両親、ママ友、宅配便の人など家に来るすべての人が来客です。ここで、実際にうちに訪れた来客をジャンル別にまとめました。
●両親、義両親、兄弟姉妹など
●パパ友、ママ友、子供の友達
●保険屋、銀行員など赤の他人
両親、義両親、兄弟姉妹など
月1ぐらいで来るのが親族たち。
実家の両親(父、母)、義実家の両親(お義父さん、お義母さん)、それぞれの兄弟姉妹に甥っ子ちゃん、姪っ子ちゃん。
親族たちが来るとリビングで対応するのが普通です。また、実家が近いと親が家に泊まるなんてあり得ません。義姉が1度だけ、姪っ子ちゃんは年に数回は泊まりに来ていますけどね。
パパ友、ママ友、子供の友達
これまた月1以上は来るそれぞれの友達たち。
わたしは友達がほぼいないので片手で数える程度ですが、妻は交流が多くてそこそこの頻度で友達がお家に遊びに来ています。今のところリビングやお庭でわいわいやってます。
保険屋、銀行員など赤の他人
名前もほとんど知らない真っ赤な他人たち。
工務店の人、外構屋さん、保険屋、銀行員、学校の先生、宅配便に郵便屋さん、町内会の集金の人、ご近所さん、宗教勧誘、知らない人。
怪しい人はインターホン越しの対応で十分ですが、配達員やご近所さんのほとんどは玄関まで迎えます。ただ、アポありの来客には部屋へお通して対応するのがマナーですよね。

家を建てると来客は来るんですよ
客間を作った時のデメリット
客間があった方がいいような気もしますが、ここでデメリットについても考えてみます。
客間を作っても来客なんてほぼ来ない→ずーっと空き部屋になってもったいない→誰も使わないから物置きになる。客間もタダじゃないんだから、このデメリットは確かに無視できないですね。
●来客が想像以上に誰も来ない
●せっかく作ったのに使わない
●時が経てばほぼ物置きになる
来客が想像以上に誰も来ない
泊まりの客なんてもう何年も来たことがない。
客間=宿泊のイメージが強いからか、誰も泊まらない=客間はいらないっていう理論。飛行機や新幹線を使ってくるなら必要かもしれませんが、車で1時間ぐらいなら不要でしょみたいな。
どうしても泊まりたいならホテルのが得だって意見をみましたが、そんな家なんか誰も寄り付かなくなりませんかね。だって、ウェルカム感がゼロですもん。
せっかく作ったのに使わない
頑張って客間を作ったのに全然使わない。
お金かけて立派な客間を作ったのに、結局使ってないという話もよく聞きます。客間は基本的に一階に配置されてますので、この貴重なスペースを使わないのは確かにもったいないですよね。
そんなことならリビングを広くしたり、ファミリークローゼットにしたかったと後悔する気持ちは分かります。
時が経てばほぼ物置きになる
使われない客間の未来は確実に物置きと化す。
一階ってどこまでいっても収納不足は否めません。そんなときに使ってない部屋を見つけてしまったら…物置きになるのは必然。誰も入らない開かずの間なんて物置きにもってこい。
ただ逆にそれって、客間が物置きになっていることで他の部屋が片付いているんじゃないでしょうか。

使わないことが問題っぽいね
客間は来客時以外でも使える
ここで、要は客間を使えばいいじゃんということに気付きました。
客間は使わない=いらないではなく、客間を普段どう使うのかが重要だと。いざ考えると、子供部屋や寝室、書斎に室内干しなど、来客がいないときでも意外に使えそうなことがわかりました。
●子供部屋、おもちゃスペース
●寝室、お昼寝スペース
●書斎、スタディスペース
●室内干し、ランドリールーム
子供部屋、おもちゃスペース
未就学児まではおもちゃスペースになれる。
子供が小さいころって無限におもちゃが増え続けます。子供の日にクリスマス、誕生日になんやかんやで。頻繁に整理しないと一部屋まるまる潰れるぐらいの量なります。
客間におもちゃをぶち込むと、リビングが汚部屋になるのを避けられるんです。
寝室、お昼寝スペース
あらゆるパターンの寝室になれる。
子供が体調不良で目の届くところに寝かせたいとき、感染症の病気で隔離したいとき、早朝に起きるので家族を起こしたくないとき、老後に足腰が弱ったときなどの寝室。
子供のお昼寝スペース、大人でも眠くなったときの仮眠スペース、ごろごろ横になって寝転がるスペースなど。客間って寝るのには持って来いなんです。

客間はみんなが寝るためにある
もし客間で寝れるのなら、みんながいるリビングで寝なくてイイんですよ。ソファで寝てたら邪魔ですし、床で寝てたら確実に顔面を踏まれますからね。
書斎、スタディスペース
ちょっとしたワークスペースになれる。
リモートワークが主流な時代、TV会議をするにもそれなりに個室は必要。それならば普段空いている客間がぴったりです。個室はそれなりに集中できる空間、仕事も勉強もはかどるはず。
客間を書斎と兼用すれば、書斎をつくる必要はなくなりますしね。
室内干し、ランドリールーム
天気の悪い日、冬の寒い日の室内干しスペースになれる。
立派なランドリールームがないとどうしても室内干しスペースが足りません。そんなときに使えるのがこの客間、誰の邪魔にもならず24時間干し続けてもイイんです。
客間を洗濯部屋にすれば、リビングが洗濯物で散らかることもなくなります。

客間なのに使いすぎやろ
客間がある暮らしをした結果
いろいろ考えた結果、うちは客間を作りました。
もっとも重宝しているのが「第二の寝室」の役割、普段夫婦や家族全員で寝ている家にとっては、客間は必須といっても過言ではありません。別れて寝たいときって結構あるんですよ。
ちなみに、姪っ子ちゃんが泊まりに来たときはベッドに5人は窮屈なので、わたしは客間で優雅に寝ています。客間がなければ冷たい床で寝るとこでしたね。
客間って来客のためじゃなく、家族のものなんだなと実感しました。使わなくてもったいないどころか、実際は使い過ぎてすいませんって感じ。客間もビックリしていることでしょう。
●来客よりも家族で使いまくる

客間はあってもイイかも
急な来客でも掃除が楽すぎる
実は、もっとも力を発揮するのは来客時のお掃除です。
子育て中なんて散らかっているのが当たり前、来客が来るからって頑張って片付ける気力さえない。でも汚部屋のままなんて相当なメンタルの持ち主しか無理、そこで客間なんです。
客間があればリビングを通さずに応対できるんです。家中汚くても客間だけ綺麗にすればイイ!そう考えるとお掃除のハードルがグッと下がりますよね。

客間のここがイイんだよね
つい先日家庭訪問だったのですが、ササっと客間を片付けて対応できました。四畳半の部屋を片付けるのなんてリビングの掃除と比べたら朝飯前、どんなに片付けが苦手でも余裕でしょう。
●リビングを片付けなくていい

ズボラ―の皆さんには必須です
家に客間がある間取りを依頼
客間は来客のためじゃなく家族のために作る部屋なんです。普段から使えば後悔するなんてあり得ませんので、是非リビングを狭くしてでも客間を設けるよう検討してみてください。

客間は絶対に作るべきだな
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客間で応対して思った注意点
最後に、客間を使ってみて気付いた注意点をここに記しておきます。
それは、客間には家具は最低限にしておく、リビング横の客間は話してる声が聞こえる、床の間はやめたほうがいい。これらを頭に入れておけば客間で後悔することはもうないでしょう。
●家具はなるべく置いちゃダメ
●リビングの隣は声が聞こえる
●床の間は自信がないなら不要
家具はなるべく置いちゃダメ
客間にはなるべく家具を置かないようにするべし。
客間はいざという時にすぐ片付けられる部屋にしておくのが理想。すべて押入れに詰め込める物量にしておき、来客時はもうシンプルに座卓と座布団オンリー、これがベストです。
リビングの隣は声が聞こえる
リビングに隣接した客間は、話しが筒抜けになります。
家庭訪問のときに客間からの声が漏れすぎてたので、子供に聞かれないようテレビのボリュームを上げました。もし家族に聞かれたくない話なら、ヒソヒソ話すか二階で待機するかですね。
床の間は自信がないなら不要
片付けられないなら、床の間よりも収納がおすすめ。
残念ながらうちの床の間はぐちゃぐちゃ。理想は盆栽や掛け軸などを飾りたいのですが、わたしにはまだ無理でした。片付けが苦手なら、床の間より収納にすることをおすすめします。

このポイントを忘れないように
まとめ
この記事では、客間についてお話しました。
客間がいるってことはこれで気付いたはずです。来客が来なくても使える部屋ですし、本来の来客対応もできるんですからね。さらに来客時の掃除も楽になるのでおすすめですよ。
もしこの記事が参考になったよって人がいるのなら、下記にある関連記事も読んでみてください!きっと他にもあなたのお役に立てる記事があるかも知れませんよ…
ほな

客間は絶対に作るべし
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