LDKって一体型が普通ですよね。けど最近はあえてLとDKを分ける家もチラホラあるようです。そんな選択肢があるのなら、もしかすると自分はリビングを独立させた方がイイのかも知れない…。
と迷いがちですが、わたしはやっぱりLDK一体型をおすすめします。
LDK一体型の不満点って何?
L+DKの良さってどんなとこ?
独立リビングの懸念点を教えて!
わたしはL+DKとLDKの両パターンに住みましたが、もし過去に戻れるとしてもLDK一体型を選びます。だって、子育て中にはLDK一体型の方がメリットが大きいと感じたんですもん。
●あえてLとDKとを分ける理由
●独立リビングはココに注意して
この記事を最後まで読んだらきっと、迷宮入りしている「LDKは一体型かL+DKに分けるか問題」について解決できるかと思います。
今注文住宅を計画中の方で、マイホームで失敗したくない、家づくりで後悔したくないと思っている人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
独立リビングが密かにブーム
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今ひっそりとLとDKを分ける間取りがブームな気がするのはわたしだけでしょうか。
家を建ててからも毎週10本以上のルームツアーを見続けているわたしですが、ちょこちょこと独立したリビングを採用している家を見かけます。きっとLDK一体型への不満の表れでしょうね。
分けるパターンも考えてみよう
LDK一体型への不満がある
LDK一体型に住んで5年、やはり不満は無きにしも非ず。
リビングへの臭い、キッチンからの音、これらは皆が思うLDK一体型のデメリット。さらに来客時にダイニングキッチンの生活感が丸出しなこと、ここがかなりの弱点だと考えています。
●キッチンとテレビの音の戦い
●キッチンの生活感が隠せない
料理の臭いがリビングへ充満
料理の臭いがリビングまで漂うのは、ぶっちゃけ悲惨。
LDK一体型は、焼肉やたこ焼きなどの臭いのキツイ料理をするとリビングのソファやカーテンに臭いがつきます。頻繁に洗濯するものでもありませんので、確実に臭いと思います。
キッチンとテレビの音の戦い
キッチンがうるさくてテレビの音が聞こえない。
キッチンって思ったよりもうるさい。LDK一体型はその音がダイレクトに伝わり、テレビの音が全然聞こえません。テレビの音を大きくすると今度は家族の声が聞こえなくなるという悪循環。
キッチンの生活感が隠せない
キッチンやダイニングは生活感が丸出しの場所です。
来客はリビングで対応するのが今の時代、LDK一体型ならリビングからダイニングキッチンが丸見えなのです。その生活感の塊みたいなのを胸を張って見せることは並大抵のメンタルでは無理。
臭いと音と生活感はヤダよね
L+DKなら理想のリビング
だから、LとDKをあえて分ける独立リビングがブームなのでしょうか。
独立リビングなら、キッチンの臭いや音に影響されず、イイ匂いで静かに落ち着ける空間作りが可能です。ということは、いつでも来客カモンの状態を維持できるってこと。これは素敵。
●静かで落ち着く理想の居場所
●来客も通せるゲストルームに
イイ匂いで癒される空間作り
独立リビングなら、イイ匂いの空間作りが可能です。
人の家に行って「何か臭い…」ってありますよね。もうその家の住人には判別できない生活臭。それってソファやカーテンに料理の臭いが染みついている可能性もあるかと思います。
一体型ではディフューザーを使ってても効果が分かりませんでした。独立リビングならきっとお気に入りの匂いで癒されるはず。うちは諦めて玄関とトイレのみディフューザー置いてます。
静かで落ち着く理想の居場所
独立リビングなら、ゆったり落ち着けるんです。
ダイニングキッチンはどうしても物や音がガチャガチャしてるんですよね。リビングではのんびり一日の疲れを癒したいという人には、LDK一体型よりも独立リビングがベターです。
来客も通せるゲストルームに
独立リビングなら、来客なんていつでもカモンです。
LDKで一番散らかるのはキッチン、次いでダイニングでしょう。リビング単体であればそこまで散らかる要素はありません。急な来客でもササっと掃除し対応可能なのです。
良さそうな予感しかない
独立リビングで嫌だったこと
40年ほどL+DKで暮らした結果、今思うと嫌だったことを伝えておきます。
この間取りは結局、ダイニングを使わずリビングで食べたり、片付けが孤独だったり、家族の一体感が薄れたり、それぞれの部屋が狭くなりがち。分けるのは意外に欠点も多いんですよ。
●食後の後片付けが孤独すぎる
●家族がバラバラになる間取り
●それぞれの各部屋が狭くなる
リビングで食べたり飲んだり
独立リビングはリビングで飲食しがちです。
パパのお仕事が遅くママと子供らで先にご飯を食べるってありますよね。パパ帰宅後みんながリビングに居るのに、ダイニングでひとりでご飯食べます?絶対リビングで食べますよ。
テレビ見ながらぐーたらしたい時、お酒やジュース、お菓子とか食べたいでしょ。結局リビングで飲み食いするんですって。酷いとダイニングは使わなくなります。うちの実家がそうでした。
食後の後片付けが孤独すぎる
独立リビングは食後の片付けが苦痛です。
食後、みんなはリビングへ移動。キッチンの片付けする人は家族もおらず、テレビもない部屋で無言で片付けするのです。そうなると後回しにしがちで、シンクにお皿の山盛りの出来上がり。
家族がバラバラになる間取り
独立リビングでは家族が全員集まることはありません。
パパがリビングでテレビ、ママがキッチンで片付けという場面は結構あります。で、子供はどこへ?どちらにしろ家族はバラバラ、部屋が違うのでコミュニケーションもクソもありません。
それぞれの各部屋が狭くなる
独立リビングは部屋が狭く感じる。
LDK一体型のメリットのひとつは部屋が広く見えること。これをL+DKで分けてしまうと、どうしても部屋は狭く見える。家の小さい庶民にとってこれは致命的な欠点です。
うちは独立リビングは向いてないかも
独立リビングで忘れがちな事
実は、みんながつい忘れがちなのが空調問題です。
普通はリビングにエアコンを設置しますので、L+DKで分けるとキッチン側は暑くて寒い。結局、空調効率を考えると、キッチンは扇風機やヒーターで対応してしまいがちなんです。
なら扉を開けたらイイじゃんと思いがちですが、それなら一体型と変わらず臭いも音もダダ洩れ状態。結局キッチンも快適にしようとするなら全館空調みたいなのが必要ってことです。
ここが最大のポイントだよね
やっぱりLDK一体型が最高
やっぱりうちはLDK一体型で満足でした。
音や臭いの問題はありますが、それよりも家族の一体感、飲食はダイニングのみというメリハリ、狭くても広く見えるというメリットを取りました。来客は和室がありますしね。
一般人はLDK一体型でイイんです
L+DKはよく考えて決断を
結果、わたしはLDK一体型の方がイイと悟りました。確かに独立リビングにも憧れますが、それは意識高い系の人専用。一般人なら無難にLDK一体型にすべきではないでしょうか。
もしこの記事を読んで、それでも独立リビングにしたいという人がいるのであれば、プロに間取りを依頼してみましょう。
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独立リビングが向いている人
最後に、独立リビングに向いている人をお伝えしましょう。
うちの実家もそうですが、掃除が苦手な人は独立リビングがおすすめ。他、老後の二人暮らしはそもそもコミュニケーションは不要だし、金持ちは分けた方が居心地がいいかも知れません。
●子育てが終わった夫婦暮らし
●広く家を建てられる大金持ち
掃除が苦手なズボラ主婦たち
独立リビングは掃除が苦手な人におすすめです。
ダイニングやキッチンを常にキレイにするのは意外と大変。来客がよく来たり、リビングから散らかったキッチンを見たくないズボラ主婦には独立リビングがピッタリです。
子育てが終わった夫婦暮らし
独立リビングは老後の二人暮らしにも最適です。
老後なんて逆にコミュニケーションが不足しているぐらいがちょうどイイ。お互いほどよい距離感のL+DKで別々に気配を感じれること、これが逆に理想的なのかも知れません。
広く家を建てられる大金持ち
独立リビングはお金持ちなら逆に目指すべきです。
リビング単体での広さが8畳以上可能で、さらに床下エアコンなどを完備すれば、かなり快適なこと間違いなし。LDK一体型なんて庶民のもの、お金があれば分ける選択肢もアリですよね。
人によっては独立はアリだね
まとめ
注文住宅を建てる際、L+DK(独立リビング)についてのお話でした。
LDK一体型が当たり前と思ってましたが、あえて独立リビングを選択する人もいるようです。わたしは一体型で満足でしたが、自分ならどっちが適切かもう一度検討してみてはいかがでしょうか。
今回の記事を読んで考えた結果、やっぱりLDK一体型にしました!って言われる日を心待ちにしております。
一体型が正解なのか再度考えよう
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