皆さん、もし急に来客が来ることになったらバタバタしませんか。頻度は少ないけれども確実に訪れるであろう来客という生き物。つい先日、うちにも工務店の人が訪れる機会がありました。
そんな時に慌てないためにも、来客の対応については事前に考えておかねばなりません。
客間ってやっぱりいるのかな?
接客は和室かリビングでいいの?
来客はどこに通すのか教えて!
この日に備えてリビング横に和室を作ったはずでしたが、実際は全然使えませんでした。結局はリビングでもなくダイニングで対応したのですが、意外とこれでイイんだと気付いたのです。
●接客は和室とリビングでは無理
●来客はダイニングへ通せばいい
この記事を最後まで読んだらきっと、迷宮入りしている「来客はどこに通すのか問題」について解決できるかと思います。
今注文住宅を計画中の方で、マイホームで失敗したくない、家づくりで後悔したくないと思っている人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
来客用の部屋はいらないのか
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5年経った今、来客用の部屋=客間がいるかいらないかと問われたら、いらないと答えます。
当然あった方がイイのは当たり前の話。できれば喉から手が出るほど欲しいのですが、必須かと言われるとノーです。そんなパワー(お金)がないですからね。
客間は作らなくてもいいのね
リビングと和室に期待するな
ただ、和室やリビングで接客しようと思っている人、考えが甘すぎです。
来客が来るってなったその日、どこで接客しようかと頭をフル回転させました。接客場のツートップと言えば和室とリビングですが、これらは接客するには不向きだと気付いてしまったのです。
和室とリビングはダメなんだ
リビングや和室を却下した訳
なぜ和室やリビングを却下したのか、そのデメリットについてご説明します。
うちの和室やリビングには机がないので応対しにくく、リビングのソファは3人掛けで接客には不向き。そして和室に至っては子供の物で溢れていたからなんですよ。これあるあるでしょ。
●ソファが対面で置かれてない
●和室は部屋が散らかっている
リビングや和室には机がない
うちのリビングや和室には机がありません。
今回の来客の目的はおそらくPCや資料を使ったプレゼン、そう考えるとテーブルは必須。しかし、子供の遊び場の確保や掃除を楽にするためテーブルなんて置いてなかったのですよ。
ソファが対面で置かれてない
ソファなんて接客を考えた配置にしてないんですよ。
うちのソファは普通の横に長い3人掛けソファ。別でオットマンはありますが、いわゆるIの字ソファです。対面でもないこんなソファで接客するなんて到底無理がありますよね。
和室は部屋が散らかっている
スーパー大本命の和室は子供のものでぐちゃぐちゃでした。
リビング横の和室はもう子供部屋。子供の机やトランポリンが置かれ、床の間には妻の趣味の編み物でパンパンになってます。とても来客を通す場所にはなりませんでした。
接客できる状態じゃないのよ
来客はダイニングテーブルへ
試行錯誤した結果、来客はダイニングへ通すことにしました。
ダイニングというのは特別準備しなくとも「ダイニングテーブル」があるというメリットがあります。また接客には飲食を伴うことも多いと考えると、ダイニングがぴったりと気付きました。
先入観で改まった接客=和室かリビングという考えがありましたが、全然ダイニングでイケます。ま、椅子の数が決まってますので多人数には対応できないですが、十分でしょう。
ダイニングへ通せばいいのか
ダイニングの接客で感じた事
ダイニングで無事接客対応を終えたのですが、いささか気になる事がありました。
真っ先に思ったのが、キッチンの中を見られるのは嫌悪感があるということ。他、接客中に子供はどこに居たらいいのか、来客と食事の時間がダブると困るなどの不満がありましたね。
●子供たちの居場所がなくなる
●来客中と食事がダブると困る
キッチン内を見られるのが嫌
やっぱりキッチンの中を見られるのは嫌でした。
うちは玄関からキッチンと和室に行ける動線があるのですが、和室は小上がりになっており一度上ってまた降りる動作になります。さすがに不便と思い仕方なくキッチン側から通しました。
キッチン側から通ると、キッチンの足元が見えてしまうのです。キレイに掃除はしていたのですが、ゴミ箱やらなんやらが見えてしまうのは客もイイ気はしなかったかなと。
子供たちの居場所がなくなる
接客中に子供たちはどこに居たらいいの問題もあります。
訪問した内容が難しくなればなるほど、子供たちが横で遊んでいるのは気が散ります。逆に子供たちも気を使うでしょう。家族のスペースに見知らぬ人を招くこと、やはり避けたいですね。
来客中と食事がダブると困る
来客が食事時間とダブるのが地味に困るんですよ。
結局、朝10時から12時すぎまで話し込んでたのですが、その間ご飯の準備もできないし食べれないってのが難点。来客の訪問で家族全員のルーティンが崩れるのはダメですよね。
やや気になるけど許容範囲か
接客を考慮したダイニングを
結果、接客はダイニングでも十分だと悟りました。やや不満はあるものの、頻度が稀ならば許容範囲。いっそのこと来客に特化したダイニングにしてみてはいかがでしょうか。
もしこの記事を読んで、接客を考慮したダイニングにしたいという人がいるのであれば、プロに間取りを依頼してみましょう。
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ダイニングで接客する注意点
最後に、ダイニングで接客するときの注意点についてお伝えしておきます。
絶対に考えてほしいのが、玄関からダイニングまでの動線と座った時の景色。そして最低限守りたいのがテーブルの上には何も置かないという初歩的なこと。この3つです。
●来客が座った時の視線を考慮
●テーブルの上は何も置かない
ダイニングまでの動線が重要
玄関からダイニングまでの動線はしっかり考えて下さい。
うちはキッチンの中が見えるようなルートで失敗しました。最低限の動線として、キッチンの中のぐちゃぐちゃが見えないようなルートであればいいのかなと思います。
来客が座った時の視線を考慮
来客が座ったときに見える景色も重要です。
来客をどこに座らせるのか問題もありますが、わたしは上座下座は無視して、庭が見える開放感のある位置に座ってもらいました。座ったときに庭の景色が見えるって素敵やん。
テーブルの上は何も置かない
ダイニングテーブルの上は常に何も置かないことが基本かつ必須です。
ダイニングテーブルって便利すぎていろんなものが集まってきますが、接客する気ならここだけは何も置かないことを死守してください。ダイニングニッチがあると便利ですよ。
このレベルは注意しておきたい
まとめ
注文住宅を建てる際、来客はどこへ通すのか問題についてのお話でした。
接客は和室やリビングでできると勘違いしがちですが、実際はそんな甘くありません。それなら最初からダイニングで接客するように検討してみてはいかがでしょうか。
今回の記事を読んで考えた結果、接客はダイニングですることに決めました!って言われる日を心待ちにしております。
接客はダイニングでも十分だよ
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