夫婦の寝室は別がイイ!主寝室というくだらない間取りに喝ッ

主寝室
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主寝室…正直いらないよね、夫婦別寝がいいよね、絶対ひとりで寝たいよね。とか言いつつも、ハウスメーカーや工務店は当たり前のように主寝室を提案してくるんです。ま、世間的にも主寝室があるのが普通だし、しょうがない諦めよう…って考えてるママ、お待たせしました。

結論から言いますと、もう主寝室とかやめましょう!

注文住宅を建てる際、絶対に付いてくる主寝室。夫婦同室はしょうがないとか思ってるあなた、ちょっと待って。ここでは、世間の荒波に飲まれ主寝室を作ってしまったわたしが、やっぱ夫婦別室のが良かったなと思った理由についてお話をさせてください。

今注文住宅を計画中の方で、主寝室という夫婦同室に疑問を抱いている人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。

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家族みんなで寝るという苦痛

おそらくほとんどの家には主寝室という部屋があります。

夫婦は同室で寝る、子供が小さい時は子供もいっしょに川の字で寝る、おそらくこれが日本の普通の寝室です。ただ、この普通がわたしにとっては地獄の始まりでした。特に梅雨の時期、全然眠れなくて寝不足に悩まされるのが日課となってしまったのです。

●季節の変わり目は特に寝不足

みんなは普通に寝れてるのかな

眠れない主寝室はこれが原因

何故眠れないのか考えたところ、意外に簡単に答えがでました。

おそらく住宅業界が当たり前にしているこの「主寝室」という名の部屋、これが原因だと察しております。10歳に満たない頃から結婚するまで約30年近くもひとりで寝ていたわたしにとって、人と寝るというのはホントに困難です。特に感じているのはこんな部分でした。

自分のタイミングで寝れない

さあ寝るぞとみんなで寝室に向かうってやっぱ無理。

子供が小さいこともありますが、寝る時はみんな同時に寝室に向かいます。早いと21時前には布団に入ることも。大の大人がそんな時間に布団に入ってもなかなか寝付けない。寝れないとどんどん焦ってさらに寝れなくなるという悪循環。やっぱり眠たくなってからベッドに行きたいですよね。

室温湿度が自分好みじゃない

自分と家族の適温が違い、どちらかが我慢している。

妻は大のエアコン嫌い。夏場はギリギリまで冷房を付けず窓を開け、冬場は是が非でも暖房を付けない能力の持ち主。冬はまだ着る毛布とかで対応しているものの、夏の暑さは扇風機では歯が立たず、妻以外全員汗だく。そんな環境で寝れる訳ないでしょ。

家族の気配を気にしてしまう

同じ部屋、同じベッドでは家族が気になりソワソワする。

真っ暗にしてからも携帯ポチポチしたり、動画見たり(ボリュームデカめ)、しりとりしたり、歌ったり、ゴロゴロしたり、夜中には子供の寝相悪過ぎてかかと落とし食らったり。そんな修学旅行みたいな過酷な状態では繊細なわたしは眠れませんって。

●自分のタイミングで寝れない
●室温湿度が自分好みじゃない
●家族の気配を気にしてしまう

神経質だから気になるのかな

こっそり別室で寝てみた結果

あまりに眠れなかったので、夜な夜な主寝室を抜け出しました。

2日連続睡眠不足(睡眠時間2、3時間)が続き、こりゃヤバいと思ってみんなが寝た後に一階に行きました。そこでエアコンを付けて横になったところ、ホント一瞬で寝落ちしたのです。ひとりならこんな簡単に寝れるんだなと。これを機に夫婦別寝を考え始めました。

●一人でエアコン付けたら爆睡

ひとりで寝たら瞬殺でしたわ

そろそろ主寝室やめませんか

わたしからの提案は、もう主寝室なんてやめませんかという話。

もし主寝室8畳と書斎2畳で考えているのであれば、5畳の個室が2部屋作れます。個室があれば書斎も不要。新築に妻の部屋がないってのも問題ですので、奥様方も主寝室より個室の方が欲しいはず。主寝室さえ廃止すれば、それが簡単に可能になるんですよ。

●個々の部屋を作るのが最強説

主寝室は廃止の方向にしましょ

主寝室がない家を依頼しよう

おそらく誰しも個室が欲しいはずですが、普通に間取りを作ると必ず主寝室を提案されます。そこを打破するのが注文住宅の醍醐味なんです。もし本気で主寝室をやめて各個室を設けようと考えているのであれば、プロに間取りを依頼してみましょう。

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それでも主寝室を作るのなら

ただ、そう簡単に主寝室をやめれるかというとそんなに甘くはないでしょう。

間取りのスタンダードとして君臨してきた主寝室、みんなが不要と思っていてもそう簡単に無くなる訳はなく、後10年いや20年は必要かも知れません。だからこそ皆さん、これだけは最低限確保しておいた方がいい事を声を大にしてお伝えしておきます。

和室もしくは畳コーナー必須

月並みですが、和室や畳コーナーがかなり役立ちます。

例えLDKがどれだけ広くても、洋室が一部屋余ってたとしても、人ひとり快適に寝れる環境ではありません。そこで畳なのです。畳の上でゴロンとしてしまえば、眠れない日本人は皆無だと思います。床よりも少し高い小上がり和室にしていると尚イイかと思います。

眠れる大きさのソファを買う

ベッド代わりになるソファがあれば、最悪何とかなります。

最近はソファなしの家も多いかも知れませんが、和室がないなら眠れるぐらいの大きなソファが必須。うちには200cmを超えるソファがあり、ひとりなら余裕で寝れる大きさです。昼寝もできるデイベッド、これがかなり役に立ちますので是非検討してください。

来客用の布団も用意するべし

来客用というより自分用の布団、これが重宝します。

和室だろうがソファだろうが布団は必須。主寝室の布団は使われてますので来客用の布団は確保しましょう。最悪敷布団はいらない、枕はクッションなどで代用可能ですが、掛け布団だけは絶対必須。あるとないとでは気持ちよさが違います。これでいつでも一人で寝れますよ。

●和室もしくは畳コーナー必須
●眠れる大きさのソファを買う
●来客用の布団も用意するべし

注文住宅を建てる際、主寝室の必要性についてのお話でした。昔から当たり前のようにある主寝室、正直誰も欲していないんです。生きていく上で睡眠は非常に重要、是非あなたが先陣を切って主寝室を廃止し、各個室を作るのが当たり前の世界を作ってください。

今回の記事を読んで考えた結果、主寝室を無くす事に成功しました!って言われる日を心待ちにしております。

コメント

  1. NY より:

    はじめまして。設計が終わってからオミさんのサイトを見つけて(遅かった)楽しく拝読しているうちに、新居が完成して半年。

    我が家は子供がいないので、夫婦別室で各8.5畳。成長しちゃった子供部屋とも言えます。個室がジムであり書斎であり自分のものは自分で管理してね、と。

    片方はショートスリーパーで片方はロングスリーパーですし、双方フルタイムワーカーなので眠る時間(回復時間)ってほんと大事だと思います。

  2. omio より:

    NYさん、上から目線で申し訳ないですが別室で正解です!w

    特に共働きが多い世の中、どちらも睡眠時間、睡眠の質ってすごく重要。
    なのに、あえてそれを悪い環境に持っていくのが家づくりの七不思議。
    (どちらも誰が横にいても気にしないカップルなんてあり得ませんし)

    ひとりで寝る感覚を改めて知ると、もう後には戻れませんよね。

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