秋には紅葉(こうよう)は絶対に見たいよね。あの自然が生んだコントラストは超絶景!日本人なら毎年絶対に見るしかないでしょ!でも人込みは嫌いだし、お金もかかるし、そもそも行くのめんどくさいし…って考えてるママ、お待たせしました。
結論から言いますと、自宅で紅葉を楽しみましょう!
注文住宅を建てる際、庭をどうするかについては絶対迷います。わたしもいろいろ考えた結果、あえて落葉樹を選び、紅葉が楽しめる庭を作りました。その庭がこの秋、紅葉、黄葉、常緑樹の三色がキレイにコラボしましたのでちょっとだけお話をさせてください。
今注文住宅を計画中の方で、庭をどうするかについて考えてる人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
庭の植栽をどうするのか問題
外構が完成した後、何を植えたらいいのか途方に暮れていました。
植栽が出来るように花壇のような場所を土地の南西に作ったのですが、そこは隣家の関係で日当たりの悪い場所。植物のほとんどは日当たりを好みますので、このような日陰を好む植物って少なく、選択肢がほぼありませんでした。
日陰って雑草も生えなさそう
何を植えたいか迷走し汚庭に
それから約1年後、庭は汚庭になりました。
こんな暗い日陰の庭を華やかにするには、白い花が咲き乱れるホワイトガーデンしかないでしょ!と思い、白系の花を集めた結果、花に虫が寄ってくるし、花が散った後は汚いしで…いつしか庭を放置。自然に苔も生え始め小汚い庭が完成してしまいました。
しかし今見ても暗くて汚い庭だな
温泉街や公園の紅葉に憧れる
そんな中、とある温泉街に紅葉狩りに出かけた時の事です。
紅葉と黄葉、そして常緑樹の三色が入り乱れており、生まれて初めて絶景だと感じました。これが日本が誇る紅葉なのかと。温泉街以外にも近くの公園を見ると、そこにも三色の絶景が!これを家の窓から見れたらいいのに!いつしか、そう思うようになったのです。
この絶景を家の庭で再現したい
赤と黄と緑の木を集めてみた
その後、赤や黄色に染まる木を探しました。
探し方として徒歩圏内で実際に植えられている木。地域がいっしょなら温度条件は満たしていると判断したからです。1平米ぐらいの範囲で左から黄色、野菜、赤、緑になるように配置。これが、秋が待ち遠しい庭のはじまりはじまりでした。
日陰なのでキレイに紅葉するかは不明
紅葉黄葉常緑のある庭が完成
外構工事から3年後、やっと秋を感じる庭が完成しました。
あれから、子供の遊び場として砂場を作ったり、天然芝を張ったりなどバージョンアップを重ねた結果、概ね満足出来る庭の完成。その庭が秋になると紅葉、黄葉、そして常緑樹のコラボレーションが目を引く美しさ。これがホント絶品でした。
紅葉が秋っぽいレッドゾーン
紅葉と言えば赤、紅葉と言えばモミジでしょ。
紅葉の代表はやっぱりイロハモミジ。サブにはオタフクナンテンを植えました。ここをレッドゾーンと呼んでいます。日陰のせいかやや赤みが少ないのですが、秋をしっかり感じる事ができ、天然芝の枯れ具合もいい感じです。
黄葉が可憐なイエローゾーン
黄葉と言えばイチョウ、だけどそれは冒険すぎる。
本当はイチョウを植えたいところでしたが、管理が大変だと思いカツラの木にしました(こっちも大変らしいけど)サブにはゴールデンモップ。ここがイエローゾーン。カツラの木が水不足なのかいつも秋前には枯れちゃってますけどね。
常緑樹で隠すグリーンゾーン
常緑樹は豊富なラインナップの中から3種をチョイス。
最初はオリーブ、そしてハイノキになり、今はユーカリポポラスがメインになりました。サブにはふわふわコニファーのボールバード、猫除けにローズマリーの2樹種。ここがグリーンゾーン。ユーカリもローズマリーもイイ匂いでオススメです。
●黄葉が可憐なイエローゾーン
●常緑樹で隠すグリーンゾーン
三色のコントラストがイイ感じ
季節を感じれる庭にした結果
季節を感じる庭、ホントに秋が絶頂でした。
あの小汚い庭が、こんなに明るい庭になったんです。ただそれだけでも値千金なのですが、まだまだこの庭には魅力が詰まっています。この季節を感じる庭になって感じた事、ここでご報告しておきましょう。ちょっとだけですけどね。
紅葉狩りに行かなくてもイイ
秋にわざわざ人込みに行かなくても、家で紅葉が楽しめます。
人は年を取れば取るほど日常が繰り返しの連続となり、日々マンネリ化します。そうすると自ずと自然を感じたくなるんです。庭で紅葉が楽しめたら、わざわざ人込みに行くことも不要。ロッキングチェアでいつでものんびり秋を感じれるんですよ。
夏の新緑とのギャップに萌え
夏の新緑、秋とは違う顔でうっとり。
秋には赤、黄、緑の三色で風情がありましたが、夏には緑一色。天然芝が青々としていて、これはこれで最高でした。最近の家は人工芝に砂利、あっても常緑樹一択って感じが多いですが、庭だけを見て季節が分かるってこんな素敵なんです。
手入れもそんな大変じゃない
実は、お手入れもそんなに苦痛じゃありません。
季節を感じるスペースは四畳半程度の広さです。水やりはほぼ天然の雨ですし、落ち葉はブロワバキュームで取るし、芝は芝刈り機で一瞬ですし。範囲が狭いのもあるのでしょうが、お世話がむしろ物足りないぐらいでモヤモヤしてます。
●夏の新緑とのギャップに萌え
●手入れもそんな大変じゃない
自分、新緑も紅葉も感動した!マジで
季節を感じる庭の唯一の失敗
唯一の失敗点としては、モミジの成長速度。
1年半前には幹が小指ぐらいの太さだったのに、もう指3本分ぐらいの太さがあります。これは末恐ろしいので、今年落葉したら卒業します(将来子供に負担がかかるので)次は、大きくなり過ぎないマルバノキでも紅葉のメインにしようと考えています。
子供に負担になりそうなものはやめよ
春夏秋冬を感じる庭のある家
季節を感じる庭、かなりオススメの案件です。若い人にはまだ分からないかも知れませんが、老後に家の庭で季節を感じるってかなり幸せだと悟る日が来るでしょう。もし、そんな家に住んでみたいと考えている人は、プロに間取りを依頼してみましょう。
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庭をどうするか迷ってる人へ
庭をどうするか迷っている人、お聞きください。
ホワイトガーデン、シェードガーデン、イングリッシュガーデンにロックガーデン。さらには、和風の庭に苔庭、雑木の庭など様々な庭のパターンがあり、どれにしようか迷いますよね。ただ、ここでちょっとだけアドバイスさせてください。
自分の好きな植物を植えよう
取り合えず、好きなヤツ買ってきて植えましょう。
環境が合わなさそうだから…とか、好きだけど理想の庭の雰囲気とは違うかも…とか気にしなくててヨシ。ぶち込めば何とかなる事も多々あります。どうしても枯れてしまうヤツは縁が無かったと思って諦めましょう。自分オリジナルのマイガーデンを作ってください。
花や実のある木はやめとこう
花をつけるヤツ、実がなるヤツ、これだけはやめときましょう。
こういう木は必ず鳥や虫が好んで寄ってくるんですよ、きっと。しかも花が散ったらめちゃくちゃ周りが汚れるし、実が落ちても汚くなる。さらにそれが腐ったら臭くてたまらんでしょ。そういう木だけは管理が大変ですので気を付けるべし。
お庭づくりは時間をかけよう
庭はいっしょに成長してくもの、時間かけましょ。
建築時にいきなり完全体の庭、オススメしません。あんなの絶対コスパ悪いし、環境が合わなくて枯れたら大損です。苗木なら1000円ほどで買えて安上がりですし、木々も家族といっしょに成長を見守るのも楽しいもんですよ。
●花や実のある木はやめとこう
●お庭づくりは時間をかけよう
注文住宅を建てる際、季節を感じる庭についてのお話でした。花や実は管理が無理なのでうちの庭は春は分かりませんが、夏の新緑、秋の紅葉、冬は枝だけと季節を感じれる事は風情があり最高です。ただ、ほんの少し管理は必要なので注意しましょう。
今回の記事を読んで考えた結果、季節を感じる庭がある家にしました!って言われる日を心待ちにしております。
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