脱衣所のコンセントって1カ所(2口)でいいよね?洗濯機で1口使って、他考えられる事は…ないし。予備も1口あるので、もし何か使いたくなっても問題無いでしょ。標準でも1カ所しか付いてないみたいだからね…って考えてるママ、お待たせしました。
結論から言いますと、脱衣所のコンセントは3カ所(6口)は必須です!
注文住宅を建てる際、脱衣所のコンセントごときで失敗したくないですよね。ちなみに私は失敗し、二年後に割高で増設までしました。ここでは、脱衣所のコンセントは3カ所(6口)ぐらいは確保しておいた方がいいですよってお話しでもさせてください。
今注文住宅を計画中の方で、脱衣所のコンセントなんて1カ所でイイと思っている人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
標準仕様のコンセントは2口
脱衣所のコンセントは1カ所(2口)が標準みたいです。
思い返せば賃貸時代もそうでした。2畳の洗面脱衣所に、洗面台にドライヤー用と思われるコンセントが1口、洗濯機用と思われるコンセントが1カ所(2口)付いていました。新築当初はこのコンセントの数に不満はなく、平凡に暮らしていました。
標準で足りるから標準なんだよ
机上論では1口で十分だった
建築時、脱衣所のコンセントは洗濯機用以外に使うものは考えられませんでした。
新築では洗面所と脱衣所を分ける予定で計画しており、脱衣所のみに必要なコンセントを考えたのですが洗濯機しか浮かびません。コンセントは1カ所で2口付いていて、洗濯機に使用しても1口予備があった事から、それで十分と考えたのです。これが失敗の始まりでした。
脱衣所って他にないでしょ
脱衣所で使いたい家電製品は
新築に住み始めて2年、脱衣所のコンセントが2口じゃ全然足りない事に気付きます。
1年半ぐらいまではコンセントが1カ所でも問題なかったのですが、二人目の子供が生まれ生活が変化した事で、コンセントが全然足りなくなったのです。こんな家電が脱衣所にあったらいいなと思う事が多々ありました。その家電らが以下の5つとなります。
ミニマリストでも使う洗濯機
脱衣所の家電の王者は、取り合えず洗濯機ですよね。
脱衣所=洗濯機、これはよほど変わった家じゃない限りはまずあるでしょう。洗面所と脱衣所を分けても洗濯機は脱衣所に付いてきます。脱衣所のコンセントは洗濯機のために取り付けていると言っても過言ではありません。これは間違いない。
風呂にWi-Fiブースター
間取り失敗によりWi-Fiブースターを脱衣所に。
これは確実にミスなのですが、Wi-Fiルーターを二階の北西にある書斎に設置してしまいました。そうすると、ギリギリ一階の東南の風呂にまで電波が届かず、風呂の中でWi-Fiが使えません。てことで、脱衣所にブースターを付けてしまいコンセントの空きが無くなったのです。
冬でも裸で大丈夫な暖房器具
子供らが寒いかも知れないので脱衣所に暖房器具を置きたい。
子供たちはまだまだ湯舟にしっかり浸かる事が出来ず、身体を温めて風呂を出る事が出来ていません。なので、暖房のない脱衣所はきっと寒いはずです※シャワー後は大人でも寒いので。ここから暖房器具用のコンセントが必要になったのです。
髪を乾かすだけのドライヤー
子供らが走り回るので狭い空間でドライヤーしたくなった。
大人は廊下に面した洗面所で髪を乾かすのですが、子供らはじっとしてくれません。リビングでドライヤーをするとうるさいし、部屋中走り回って時間がかかる。そこで2畳ほどの脱衣所に閉じ込めて一気にやってしまおうという作戦。これ小さい子にはオススメです。
干さない暮らしの衣類乾燥機
共働き世帯には衣類乾燥機が必須。
共働きには天気を気にして干してるのがバカバカしく、浴室乾燥機もありますが、ハンガーにかけてるのも無駄に思えてきました。そこで、月~金の乾燥機に入れれる物は天気に関わらずぶち込もうと思ってます。そうするともう全然コンセント足りません。
●風呂にWi-Fiブースター
●冬でも裸で大丈夫な暖房器具
●髪を乾かすだけのドライヤー
●干さない暮らしの衣類乾燥機
脱衣所のコンセント全然足りやん
脱衣所のコンセント4口増設
結局、家を建ててくれた工務店にコンセントの増設を依頼しました。
グラファイトヒーターや扇風機、Wi-Fiブースター用に天井付近に1つ、ドライヤーが使いやすいように腰高にもう1つ。そして既存のコンセントに洗濯機と衣類乾燥機を差し込む予定です。それぞれ消費電流が大きいのでブレーカーを分けてもらうよう依頼。
うちのブレーカーは脱衣所にあり工事が比較的簡単に済むはずですが、2カ所(4口)で26,000円とだそうです。これが高いか安いかは知りませんが、背に腹は代えられずお願いしました※建築前なら1カ所5,000円ぐらいで済んでたはず。悔しい。
最初に気付いてれば1万以上の得
コンセントで失敗しない為に
脱衣所のコンセントの数は盲点でした。洗濯機ぐらいしか使わないと思っていたのですが、家族が増えることでこうも変わるとは思いもよらぬ展開。そんな脱衣所のコンセントで初歩的なミスをしたくないと考えている人は、無難にプロに間取りを依頼するのがベストです。
【PR】 タウンライフ
注文住宅会社があなたの要望や希望に基づいて、家づくりに必要な「間取りプラン」を無料でご提案するサービスがあり、ネットで簡単に複数の住宅会社にオリジナルの「家づくり計画書」を依頼出来るんです。
●複数社のプランを同時に比較・検討できる
●利用は全て無料←無料以外ならやりませんよ
ちょっとでも気になる人は下記リンクから↓↓↓
脱衣所のコンセントは6口で
わたしが推奨する脱衣所のコンセントの数は、3カ所(6口)です。
意外にも消費電流が高いものが脱衣所には集まっていますから、欲を言えばそれぞれブレーカーを分ける事は必須。ここをちゃんと指示しないとブレーカー飛びまくるかも知れませんので要注意です。ここで、オススメの設置個所をお伝えしておきます。
洗濯機と衣類乾燥機の専用を
床から120cmのところに洗濯機と衣類乾燥機用としてひとつ。
脱衣所の基本とも言えるのは洗濯機用のコンセント。もし衣類乾燥機が欲しくなった場合はここに差し込む事を想定し、常に予備として空けておきましょう。この予備を常時使いだしたら終わりの始まりだと思って間違いありません。
空調関係のためだけに天井に
天井近くのところに扇風機やエアコン、壁付けヒーター用でひとつ。
意外に盲点だった脱衣所の空調設備。リビングと隣接しているのでドア開けとけばと思っている家でも、思春期を迎えたらきっとドアは閉めますよ。脱衣所に空調関係を付けるのはもはや必須かも知れません。天井にひとつ、忘れずに付けるべしです。
ドライヤーやヘアアイロンも
収納で隠されない位置にドライヤー、エアアイロン用をひとつ。
女性陣が多いのなら、洗面所だけではなく脱衣所でもドライヤーやヘアアイロンが使える二刀流が便利かもと思い始めました。脱衣所を第二のドレッサールームとして使えるように、収納の邪魔にならない位置(うちは床から120m)にコンセントがあると便利です。
●空調関係のためだけに天井に
●ドライヤーやヘアアイロンも
注文住宅を建てる際、脱衣所のコンセントの数についてのお話でした。1カ所(2口)でイイと思っている人が多数いるかと思いますが、是非3カ所(6口)は確保しておいて下さい。必ず付けといて良かったと思う日が来ると確信しています。
今回の記事を読んで考えた結果、脱衣所のコンセントは3カ所(6口)にしました!って言われる日を心待ちにしております。
コメント