脱衣所の窓は高所用横すべり窓が最適!高さは2m以上が最高

脱衣所
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脱衣所の窓って必要なのかな?窓は壁よりも断熱性が落ちるって聞くし、そもそも窓があると裸を見られるんじゃないかと不安。換気は換気扇で十分とか聞くし。でも窓のない脱衣所って暗くてめちゃくちゃ後悔しそう…って考えてるママ、お待たせしました。

結論から言いますと、脱衣所の窓は高所用横すべり窓を付けたらいいんです!

注文住宅を建てる際、脱衣所の窓が必要かどうか、もし窓を付けるのであればどんな窓がいいかで悩む時が来るでしょう。ここでは、窓は絶対に付けたいと思った事と、付けるのであれば高さ2m以上の高所用の横すべり窓が最高なんですよってお話しでもさせてください。

今注文住宅を計画中の方で、脱衣所の窓について悩んでいる人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。

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まず脱衣所に窓は必要なのか

そもそも脱衣所に窓は要るかと問われたら、わたしは必ず付ける派です。

最近は断熱性などを重視して窓を付けない派がいますが、個人的に窓のない脱衣所は暗くて嫌です。脱衣所を使用するのは夜だけではなく、朝や昼に「洗濯する」という家事もあり、昼間から電気を付けなきゃならないなんて切ないですよね。

リクシルのショールームに行った時、窓からの自然光でめちゃくちゃ明るい洗面脱衣所を見てしまったのですが(おそらく南向きだった)あれを体験してしまってからは脱衣所に窓を無くすという選択肢はなくなりました。天と地、天国と地獄ぐらいの差に思えましたよ。

●窓は普通に付けとくのが正解

窓のない脱衣所はあり得ない

アパート時代の窓だけはダメ

実は、アパート時代のわたしは洗面脱衣所の窓はむしろ要らない派でした。

当時の洗面脱衣所は、およそ2畳に洗面台と洗濯機パンが置かれているよくあるタイプ。そこに、洗濯機を置いても重ならない高さの位置に取り付けられた窓がありました。完璧な計算で頭が下がるのですが、この窓が「脱衣所に窓は要らない」と思う要因になっていたのです。

窓の前に洗剤を置いてしまう

体感では、約8割の人がこの窓の前に洗剤を置いている傾向にあります。

窓の役割は主に「採光と通風」。窓に物を置くとその二つの機能が確実に低下します。物が光を遮り、風を通さなくしてしまうのです。窓を開けてた時、強風で置いてある物が吹き飛ばされてイラっとした経験は誰しもあるのではないでしょうか。

裸を見られる恐怖が常にある

素っ裸の状態で、窓の前を人が横切るのを何度も経験しました。

この脱衣所の窓は通路に面していた事から、人通りがかなりありました。くっきりとは見えない型ガラスだったのでおそらく見られてはいないとは思うものの、上半身のシルエットは確実に相手に伝わっています。わたしはイイのですが、女性はのぞき魔との戦いとなります。

洗濯機の後ろは開けにくい窓

窓の前に洗濯機があるので、開けるのに苦労しました。

よくある基本的なこの間取り。せっかく洗濯機の上に窓があるのに気軽に開けれません。窓を開けようとすると、洗濯機に寄りかかって手を伸ばしてやっと手が届くレベル。開けるのに苦労するような窓はいずれ開けなくなるに決まっているんです。

●窓の前に洗剤を置いてしまう
●裸を見られる恐怖が常にある
●洗濯機の後ろは開けにくい窓

こんな窓ならない方がマシよ

脱衣所の窓はこの種類がイイ

結局いろいろと考えた結果、新築の脱衣所にも窓を設置しました。

うちは洗面所と脱衣所を別にした間取りのため比較的脱衣所の広さにも余裕があり、アパート時代のように洗濯機の上にルーバー窓ではなく、より風を取り込める大きな縦すべり窓を設ける事も可能でしたが、それは却下しました。

縦すべり窓は風を取り込む事に関してはピカイチですが、雨が降ったら室内に雨が吹き込む恐れがあります。横すべり窓は、雨が降っても窓が屋根の代わりとなり部屋に雨が入りにくいのが決め手。常に開けっ放しにしたい脱衣所は横すべり窓と相性がイイんです。

●高所用横すべり窓を設置した

これはホントにグッジョブでした

高所用横すべり窓のメリット

脱衣所に窓を付けるなら横すべり窓、さらに高所用がかなりオススメです。

通常の高さの横すべり窓だと、結局はアパート時代の欠点を補えておらず歴史を繰り返すだけです。洗剤置いてしまって裸も見られ窓も開けにくい、そんな窓なら無意味。ただ、これを高所用にするだけでメリットがたくさん出てくるのですよ。

窓を開ける時でも虫をガード

高所用の窓ならば、一瞬も虫が入るスキがありません。

びっくりする事に、通常の横すべり窓(縦すべり窓もですけど)の網戸は、開けてから網戸を閉めなければならないんです※要は窓を開けてから網戸を閉めるまで一瞬のスキが出来るという事。そこで虫が入ってくる事が多々あります。高所用は網戸が閉まった状態で開閉出来るのです。

温度が高い空気は上に逃がす

温度が高い空気は上に逃げるので、窓が高所にあるのは効率的。

窓を開ける時はほぼ暑い時(冬は寒いので開けない)温度が高い空気は天井に集まる性質ですので、窓が上にあると空気を逃がしやすい。もし窓が下にあると、暑い空気は逃げずに上に溜まってしまいます。そう考えると、熱気溢れる脱衣所は高所用の窓がぴったり。

裸を見られる心配ほぼ0%説

自分の身長以上の高窓ならば、裸は絶対に見えない。

目線と同じ位置にあった窓の場合、型ガラスでモザイクがかかってたとしても気持ちは丸見え状態でした。しかし高窓ならば、脱衣所の前に人通りがあっても絶対に外の人と目が合う事はありません。裸を見られることが無い脱衣所って安心ですよね。

●窓を開ける時でも虫をガード
●温度が高い空気は上に逃がす
●裸を見られる心配ほぼ0%説

低めの縦すべり窓なら終わってたね

脱衣所には高所用横すべり窓

脱衣所に高所用の窓を付けるのは、もはや常識。裸を見られず、換気も採光もバツグン、虫も入らせない窓はこれぐらいしかありません。ただ、これ以上にもっと脱衣所に最適な窓を探している探求心のある人は、プロに間取りを依頼するのがベストです。

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2m以上をオススメする理由

天井付近にある高所用の窓ですが、高さは2m以上をオススメしています。

うちは天井高さが2.5mで、床から2.2mの位置から約30cmの高所用の横すべり窓を設置しました。この高さがなんやかんやで大正解。最低でも2m以上の高さのところに窓を設置すると使い勝手が良さそうです。その理由が以下3つとなります。

手が届かず窓に物を置かない

手が届かないので窓に物を置くことが出来ない。

2m以上の高さの窓は、170cmちょいの身長であるわたしが手を伸ばしても届きません。これが逆にこの窓枠の上に物を置かないようになっている要因です。下手に手が届くと色んなモノを置きがちですので手が届かない方がベスト。

背の高い収納でも置きやすい

世間で出回っている背の高いサニタリーチェストが置きやすい。

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脱衣所にはタオルやバスタオル、下着やパジャマを置きたく収納が欲しい。背の高いサニタリーチェストを探してみるとほぼ高さ180cmぐらいです。窓が2m以上の場所ならば、これらを置いても窓を塞ぐ心配はありません。普通の高さの窓に収納置いたら、脱衣所が真っ暗になってたとこですよ。

衣類乾燥機がぴったりと入る

衣類乾燥機を洗濯機の上に置いても、ぴったり入る。

もし窓が2m以上の場所にあったなら、洗濯機の上に衣類乾燥機を置きたくなったとしても、ぴったり入るんです。共働きの子育て世代には、洗濯機と乾燥機の二刀流の家が標準になるかと予想しています。いずれ衣類乾燥機を置くことも考えたら、2m以上しかないでしょう。

●手が届かず窓に物を置かない
●背の高い収納でも置きやすい
●衣類乾燥機がぴったりと入る

注文住宅を建てる際、脱衣所の窓はどうするかについてのお話でした。一般的な洗濯機の後ろにあるタイプより、高所用の横すべり窓がオススメです。さらに2m以上の高さにあれば、今後脱衣所がホームランドリー化に進化知ても対応することが出来るのではないでしょうか。

今回の記事を読んで考えた結果、脱衣所の窓は2m以上の高さで高所用の横すべり窓にしました!って言われる日を心待ちにしております。

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