子供部屋を将来間仕切りする間取りに異議あり!最初に仕切れ

子供部屋
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子供部屋は2部屋で考えてるんだけど、最近は最初つなげて後から間仕切りするタイプが流行ってるよね。それって凄い画期的なアイデアじゃん!部屋の有効活用!それにしよ、それにしよーよ…って考えてるママ、お待たせしました。

結論から言いますと、子供部屋は最初から仕切っといてください!

注文住宅を建てる際、子供部屋は最初つなげて広く使って、個室が欲しくなったら間仕切りでもしようって思いがちですが、そんな必要ホントはないかも知れません。部屋を広くしてどうするか、いつ仕切るか、そのデメリットについてお話でもしようかと思います。

今注文住宅を計画中の方で、子供部屋を将来間仕切りしようと考えている人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。

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今激アツな子供部屋の間取り

子供部屋は、子供の成長に合わせて変化させていく可変性のある間取りが今激アツらしい。

将来は2部屋に出来るよう最初から出入口となるドアは2つ設置し、窓、コンセント、収納なども2部屋分作りながらも、部屋同士の壁を無くして大きな1部屋にしてしまう間取り。それにより個室が必要になる時期までは広々と部屋を使えるという狙いです。

個室が必要な時期になれば、壁やカーテンなどで間仕切りして子供のプライバシーを確保。子供が独立したらまた間仕切りを外して広く使おうという画期的な間取り。斬新ですね。

※最初は5畳+5畳で10畳で広々使用し、将来真ん中部分に間仕切りを作って5畳ずつの2部屋にする作戦

●子供部屋は成長に合わせて変化させる

将来間仕切りできる設定の子供部屋、最近多いよね

広い子供部屋で何がしたいの

世間的には最初は子供部屋を2部屋つなげて広くしたい風潮ですが、個人的には広くして何かやりたいことがあるのか考えもつきません。

そこで、この子供部屋を将来間仕切りする間取りについて、最初はみんなどう使いたいのか探ってみました。大きく2つの提案があるようですので検討してみましょう。

家族全員が寝れる寝室

もっとも多そうなのが、家族全員で寝れる部屋にするという選択肢。

欧米では生まれた瞬間から一人で寝るとも聞いたことありますが、日本はまだまだ川の字。3人ならまだしも、4人…と増えた場合、普通の寝室では狭すぎる!それならば全員で寝る期間は広い子供部屋で寝ようではありませんか。

しかしここで疑問。家族全員が将来の子供部屋で寝ているならば、今主寝室は何もなくムダなのでは?主寝室が異常に狭い、主寝室など無いとかならば納得ですが、普通ありますよね。6畳もあれば家族4人ぐらい寝れそうですけどどうですか。

兄弟姉妹いっしょの部屋

これまた多いのが、兄弟姉妹をいっしょの部屋にするという選択肢。

子供はとにかく走り回るので1部屋にして大きな部屋がイイのは理解できる。また、親としては早いとこ一人で寝て欲しいものの、子供が寂しがってなかなか一人で寝てくれない。それならば兄弟姉妹でいっしょに寝たら寂しがらずに子供たちだけで寝れるという魂胆か。

しかしここでも疑問。兄弟姉妹が寂しがる期間はどれぐらいなのでしょう?少なくとも私は小学生低学年の頃には一人部屋がイイと切に願っていたものです。いっしょの部屋なんて仲が悪くなりケンカの元でしたけどね。

●家族全員が寝れる寝室
●兄弟姉妹いっしょの部屋

世間の願望にわたしはメリットを感じませんが

子供部屋はいつから仕切るか

子供部屋を最初から分けずに広く使うメリットには賛同できませんが、百歩譲って最初は広く使うとして、それはいつから間仕切りしようと考えてるのでしょうか。

子供部屋を間仕切りしたいのは30年後なんです!ってかなり後半ならば納得します。しかしそんなに遅くないでしょ?一般的には下記3つのタイミングのどれかだと思います。

7歳(小学1年生)

子供部屋を与えるのにオススメなのは、7歳の小学1年生になった時。

オススメの理由としては、小学生になるとランドセルが始まる。教科書、ピアニカ、絵具、習字道具などの学用品も増える。この時に子供部屋がないとこれらをどこへ収納するのか?もう個人で管理させた方がリビング片付くと思いませんか。リビングにランドセルはダメ、絶対。

10歳(小学4年生)

10歳の小学4年生ぐらいになると、半数ぐらいが自分の部屋があるかと思います。

ここぐらいから第二次性徴が始まる事から、男と女は部屋を分けるべきかと。このぐらいから好きだの嫌いだの男子だの女子だのとも言いだすでしょう。お父さんの服といっしょに洗わないでと言われる日も近い。同性ならまだしも、異性ならば確実にプライバシーを確保したい年頃です。

13歳(中学1年生)

13歳の中学1年生ぐらいになると、もはやほぼ大人ですよ。

勉強も運動も遊びもしなければならないし、夜中遅くまでテレビ見たいし。親はウザいし、朝ギリギリまで寝たいし。男女とも異性に興味を持つ頃だとも思いますので、一人になれる空間を可能ならば与えてください。これがホントギリギリのタイミングです。

●7歳(小学1年生)
●10歳(小学4年生)
●13歳(中学1年生)

子供2歳で家建てて7歳で分けたら、たった5年後だな

後から間仕切りのデメリット

早ければたったの5年ぐらいで間仕切りしなければならないこの間取り。個人的には最初から個室にしておいた方が良さそうな気がします。

その理由として、間仕切り方法にもよりますが、後から間仕切りすると想像できるデメリットがそこそこ大きい!子供視点で考えてみてホントに後でいいのか再考してください。

カーテンで仕切って後悔

子供部屋の仕切りのアイデアとして、普通のカーテンやアコーディオンカーテン、ロールスクリーン、パーテーションなどで仕切るのが簡単です。

ただこの方法は、防音はガバガバでいつでも隣の部屋を覗けてしまい目隠しにもならない。思春期の男女だったら間仕切りしたとは言えないレベル。突っ張り棒で布たらしているのと同じです。同性の兄弟だったらギリ納得出来るかも知れませんが、ホント最低限の間仕切りです。

収納家具や扉で仕切って失敗

金額は上がりますが、可動式収納や引き戸(吊り戸)で仕切るのもアリ。

将来工事を必要とせず、好きな時に手軽に仕切れるのが最大のメリット。やるとしたら個人的にはこれがオススメ。ただ収納でも扉でもどこかに空間は空いているでしょうから、音漏れはひどいでしょう。電話の声もダダ洩れって個室と言えるのか?って話。

壁をリフォームで作れるのか

確実なのは壁を作るリフォームをすること。値段はいくらぐらいかかるのか?およそ10万円ほどで可能と言われてます。

防音性能は壁で完全にシャットアウトしているので十分だが、気になる点として数日工事の人が家にいるストレス。子育て真っ最中の時期の10万円は喉から手が出るほど欲しいお金。仕切っても数年ぐらいならもったいないからやめよかという負のメンタル面。ホントに将来仕切れるのか?

●カーテンで仕切って後悔
●収納家具や扉で仕切って失敗
●壁をリフォームで作れるのか

子供視点で考えるとしっかり壁作ってって感じ

間仕切りできる子供部屋を依頼

最初に広い部屋にしたい明確な理由があり仕切るまでの期間もかなりある(10年近く)、さらに後から間仕切りすることのデメリットも考慮した上で、やっぱり子供部屋は将来間仕切りしたいという人はプロに依頼するのがベストです。

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成長別子供部屋の使い方

個人的には最初に広くしておくメリットもなく、防音面、金銭面からも、子供部屋を将来間仕切りする間取りにはまったく興味がありません。

それは、子供部屋の成長に合わせた使い方を考えていたからです。広くなくても問題なさそう…いや、広ければ問題ありそうだったので子供部屋はしっかり最初から間仕切りしておきました。

物置き部屋と空き部屋

子供が0~5歳の時は、物置き部屋と空き部屋として使う予定。

とにかくこの時期はおもちゃがどんどん溜まっていく時期。すべり台とかキッズテント、絵本やぬいぐるみなど盛りだくさん。それらをすべてリビングに置いて置くとカオスになりますので、使ってなさそうなおもちゃはここへぶち込んでおきましょう。もう一部屋は空き部屋でいいじゃん。

遊び部屋と子寝室

子供が5~7歳の時は、遊び部屋と子寝室として分けて使う予定。

遊び部屋とは、もはや親の目の届くリビングでは遊ばず兄弟姉妹だけで遊び部屋で遊んどいてくれと。そこはどれだけ散らかしてもOKとする。そして、親と川の字で寝るのはやめたいが一人で寝るのは寂しいかもだから、兄弟姉妹でいっしょに寝れるよう主寝室ならぬ子寝室を作る。

独立した子供部屋

子供が7歳からは、個々に子供部屋として使う予定。

最低でも第二次性徴と呼ばれる時期にもあたる10歳までには個室を。男女同室なのもここまで。性別が同じ兄弟姉妹でもプライベートは尊重し、しっかり部屋を与えるべき。ここから18歳、22歳、はたまた30歳までかは分からないが子供部屋は個室として本来の機能を果たす。

パパの部屋かママの部屋

子供が独立や結婚してからは、パパママ部屋として使う予定。

パパの趣味部屋としてマンガやゲーム、フィギュアがどっさり、トレーニングルームとして筋トレグッズを置くのも理想的。ママの趣味部屋としては裁縫や編み物、化粧部屋、入りきらなくなったたくさんの服の衣裳部屋としてもステキではなかろうか。

※パパの部屋は3畳の書斎がありますので、今回ママの部屋として考えてます

里帰り部屋で現状維持

番外編として、子供が女の子ならば里帰り部屋として現状維持もあり。

子供が実家に帰ってこなくなる最大の理由が、自分の子供部屋が無くなること。逆に言えば現状維持していれば帰って来やすいんです。特に使い道が無ければ里帰り出産も期待して、いつでも泊まれる思い出溢れる部屋にしておいてあげるのも子供思いですね。

●物置き部屋と空き部屋
●遊び部屋と子寝室
●独立した子供部屋
●パパの部屋かママの部屋
●里帰り部屋で現状維持

注文住宅を建てる際、子供部屋の間仕切り問題について考えたお話でした。わざわざ最初は広い1部屋として使って将来2部屋に間仕切りすというめんどくさい事をするよりも、個室の子供部屋をどう使ってくか考えた方がイイのかなと思います。

今回の記事を読んで考えた結果、子供部屋は最初から分けておきました!って言われる日を心待ちにしております。

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