トイレの位置で迷ったら、玄関、階段、水回りへの動線を優先

トイレ
スポンサーリンク

【PR】

提案されたトイレの位置を見て、ここでイイのかと不安になりますよね。リビングや寝室から遠すぎると不便だけど、近すぎても音やにおいが漏れて落ち着いて用を足せませんから。

わたしは頻尿と便秘という相反する二刀流ですが、便利なトイレの位置をついに発見したんです。実はトイレの位置って「階段の横」が正解だったんですよ!

この記事の概要●トイレはいつ何回使っているのか
●一般的なトイレはココに配置する
●トイレの位置に迷ったら階段の横

この記事を最後まで読んだらきっと、膀胱が小さい人もお腹が激弱の人もべスポジのトイレの位置を見つけることができるかも知れません。

今注文住宅を計画中の方で、トイレの位置について迷っているという人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。

スポンサーリンク

トイレは音とにおいに要注意

まず、トイレとはどんな場所かをおさらいしておきましょう。

トイレとは「チョロチョロ、ブリブリ、カラカラ、ジャー」っと不快音を奏でる場所であり、おしっこのアンモニア臭、うんちのスカトール臭などの刺激臭も発生する最悪な場所なんです。

二階のトイレはいる!いらないと血迷ったらココで正気になれ
二階のトイレっていらないよね。賃貸ではひとつしかないけど困ってないし、なきゃないでなんとかなるでしょ。てか、そもそもトイレ増やして誰が掃除するんだって話。そんな二階トイレはいらない派の人もいるかと思いますが、もう一度考え直してください。二階...

うるさくてくさい場所ってこと

トイレ回数と行くタイミング

ここで、トイレへ行く回数とタイミングについて思い出してください。

一般的に排尿の回数は 1日5~7回、8回以上は頻尿と言われています。その 7回 について1日を振り返ると、おそらくこんな感じになるのではないでしょうか。

《トイレに行くタイミング》●朝、起きてすぐ
●朝、出かける前
●昼、昼ごはん前後
●夕、帰宅後すぐ
●夜、風呂入る前
●夜、寝る前
●深夜、トイレで起きたとき

はい、こんなもんです

一般的なトイレの位置の候補

世間的にはトイレをどこに配置しているのかを調べてみました。

一般的には玄関ホールにあるトイレ、水回りを集中させた一角にあるトイレ、そして階段下のトイレの三カ所が主流です。それぞれのメリットデメリットを簡単に説明しましょう。

 メモ●玄関ホールに隣接したトイレ
●水回り集中型の洗面横トイレ
●狭小地に人気の階段下トイレ

玄関ホールに隣接したトイレ

いまどきのトイレは、玄関横が多い印象です。

玄関横トイレの一番のメリットは、漏れるギリギリで帰って来てもすぐトイレに駆け込めること。その他、玄関はほぼ立ち入らない場所なので落ち着いて用を足せることです。

玄関横トイレのデメリットは、家に入った瞬間にトイレ臭い玄関にならないかが心配(尿や便の臭いだけでなく、トイレの芳香剤の匂いも不快ですよね)

《メリット》●出かける前や帰宅後に超便利
●人通りが少なくて落ち着ける
●来客者にも気軽に貸しやすい
《デメリット》●においが玄関に漏れる危険性
●扉を開けると便器が丸見えに
●玄関先の来客中は使いにくい

水回り集中型の洗面横トイレ

水回りを一カ所に集めたトイレもよく見かけます。

水回り集中型トイレのメリットは、風呂中にトイレが行きたくなっても安心(子供がよく行きたがる)、トイレ後の手洗いに大きな洗面所を使えるのが魅力的。

水回り集中型トイレのデメリットは、玄関から遠いとおもらしの危険性がある。脱衣所を通るトイレの場合、誰かが風呂中は使いにくいのが難点となります。

《メリット》●お風呂中の急なトイレも安心
●トイレ後洗面台で手洗い可能
●配管設備が短くコストダウン
《デメリット》●玄関から遠く尿漏れの危険性
●風呂中のトイレが使いにくい
●来客が使うとき生活感丸見え

狭小地に人気の階段下トイレ

階段下のトイレは、狭小地や建坪が小さい家に多い印象。

階段下トイレのメリットは、デッドスペースを有効に活用できること。そして、階段は家の中心に来ることが多いので家全体のトイレ動線がよくなる可能性が高い。

階段下トイレのデメリットは、暗い狭い怖いの三拍子で、風水的にもNGとされている。窓のないトイレでもイイという人以外はオススメできない。

《メリット》●デッドスペースの有効な活用
●階段近くは便利な確率が高い
●省スペースなトイレが作れる
《デメリット》●窓が小さく暗いトイレになる
●天井が低く歪で圧迫感がでる
●風水的にはオススメできない

ざっとこんな感じですね

リビングトイレは極力避ける

リビングから直接行けるトイレは、出来れば避けるべきです。

リビングトイレのメリットとは、夏でも冬でも温度差がなくヒートショックの危険性がないところ。だから子供も高齢者も安心です。

普通だけどやめとけ!世にはびこるリビングインの間取りとは
今間取りを提案されると必ずと言っていいほどリビングインの間取り。だけど、リビングインって後悔が絶えない間取りなんです

リビングトイレのデメリットは、LDKに音や臭いがダイレクトに伝わるのことで、さらに便器まで丸見えなら最悪です。来客はトイレを借りることなく早々に立ち去るでしょう。

《メリット》●リビングとの温度差が少ない
●子供のトイトレや高齢者も〇
●無駄な廊下をなくす事が可能
《デメリット》●リビングに音やにおいが充満
●便器が見えると衛生的にイヤ
●来客はトイレをまず使えない

一人暮らしなら許せるけどね

トイレの位置は階段横が正解

考えた末、トイレは階段下ではなく階段横にすることがべスポジだと気付きました。

さらに階段と玄関を近く、さらに水回りも近く、さらにリビングからは適度に離せば…これがなかなか快適だったんですよ※二階にもトイレを設置しました

メリット●想定したすべての動線に対応
●一階使用中二階へ駈け込める
●ほぼ一階トイレで生活できる
デメリット●玄関や階段の近くは冬が寒い
●洗面所にいると落ち着かない
●健康なら二階のトイレは無駄

想定したすべての動線に対応

このトイレは、想定したトイレのタイミングのすべてを網羅しています。

朝階段を下りて用を足し、出かける前にもササっと。帰宅後もすぐイケて、風呂前も寝る前もサクサクっと行けます。二階にもトイレを配置してますので夜目覚めても問題なし。

一階使用中二階へ駈け込める

さらに、大ピンチのとき一階が使われていても二階へすぐ行けます。

子供たちは限界ギリギリまで我慢し、漏れる直前にトイレに行きがち。そんな時も、一階がダメならすぐ二階へ走って行き間に合ってます※大型ショッピングセンターも階段横ですよね

ほぼ一階トイレで生活できる

思わぬメリットとして、ほぼ一階のトイレで生活が事足ります。

二階トイレはグレードは低いのが普通ですが、うちはさらにケチってウォシュレットも暖房便座もついてません。グレードの高い一階トイレの使用率が上がるのはイイ傾向です。

玄関や階段の近くは冬が寒い

一方気になるデメリットが、冬寒いということ。

玄関は寒さが入って来やすく、階段からは冷気が降りてきます。その両方のせいなのか、真冬のトイレは寒く感じます。10℃を下回ることはありませんが、電気ストーブは必須ですね。

洗面所にいると落ち着かない

他には、洗面所に誰かがいると落ち着かないということ。

洗面所って意外と人のいる時間が長いんですよね。歯磨きや化粧、ドライヤーなど、人がトイレに籠っているときに限って誰かがいる率が高い気がしました。

健康なら二階のトイレは無駄

意外なデメリットとして、二階のトイレが不要かもということ。

階段横のトイレは二階へのアクセスもよく、ほぼ一階トイレで事足ります。夜中にトイレで起きない人なら二階のトイレは不要、今標準の二階のトイレは階段横ならいらんのです。

トータル、階段横トイレが正解

家相や風水とかは気にするな

これで完璧と思った矢先、トイレの位置がゴリゴリの鬼門でした。

鬼門(北東)のトイレは家相・風水的には絶対ダメな位置、どうしよう…って一瞬悩んだのですが、結局気にしないことにしました!気にしたら負けです。

家相より自分を信じよう

トイレ位置で後悔しない方法

結果、階段横のトイレが正解と悟りました。階段と玄関と水回りを近づけることで、トイレ動線が完璧になったのです。これがトイレの位置の最適解と言ってもいいのではないでしょうか。

もしこの記事を読んで、トイレの位置で失敗したくないという人がいるのであれば、プロに間取りを依頼してみましょう。

【PR】タウンライフ

注文住宅会社があなたの要望や希望に基づいて、家づくりに必要な「間取りプラン」を無料でご提案するサービスがあり、ネットで簡単に複数の住宅会社にオリジナルの「家づくり計画書」を依頼出来るんです。

《メリット》●住宅展示場に行ったり、何度も複数の住宅会社に合わなくても、自宅で家づくりが進められる!
●複数社のプランを比較・検討できる!
●利用は全て無料!

ちょっとでも気になる人は下記リンクから↓↓↓

間取りと費用相場の一括比較サイト|【公式】タウンライフ家づくり
【タウンライフ家づくりの間取り】注文住宅の間取りなら、タウンライフ家づくりにお任せください。間取り作成と費用相場の比較、優良ハウスメーカー、工務店に新築一戸建ての間取り作成依頼が一括で可能です。

最低限守るべきルールがコレ

最後に、「これだけは守るべき」ポイントについてお伝えしましょう。

トイレの位置もさることながら、うちの間取りには他にもこんな良さがありました。動線だけじゃない隠れたポイント、是非盗んで帰ってください。

メモ●扉二枚で音と臭いを防御する
●トイレの壁も居住空間と離す
●開けっぱでも便器を見せない

扉二枚で音と臭いを防御する

まず、LDKや寝室、子供部屋からは扉二枚を設ける。

音やにおいは扉二枚を挟むとホントに感じなくなくなります。これは必ず死守して欲しいこと。開放的な吹き抜けが増えていますが、音やにおいには要注意ですよ。

トイレの壁も居住空間と離す

次に、トイレの壁も離すよう心掛けてください。

トイレに隣接した部屋は音が必ず響き、扉を開けてるのと同じです。廊下を挟めればベストですが、収納を挟んででも防音すべきです。廊下のない家とか危険ですよ。

開けっぱでも便器を見せない

さらに、扉全開放でも便器が見えない工夫を。

うちのトイレはすべてのドアを開けっ放しても、LDKや和室、玄関からは便器が見えない配置です。これが意外に重要なことに気付きました。便器が見えない快適感、これ必須です。

洗面所と脱衣所は別!ただ廊下に設置するとデメリットがある
二畳の洗面脱衣所って使いにくいよね。そもそも狭いし、誰かが風呂に入っている間は洗面所使えないのが地味に時間のムダ。だから、洗面所と脱衣所を別にして廊下に洗面所を置くのとかどうなんだろうか...って考えてるママ、お待たせしました。結論から言い...

これさえやれば完璧です

まとめ

注文住宅を建てる際、トイレの位置についてのお話でした。

玄関、階段、水回りのすべてを近づけて、居住空間から適度に離し、便器が見えないように配置する。たったそれだけで快適なトイレライフを楽しむことができるでしょう。

今回の記事を読んで考えた結果、トイレは階段横に設置しました!って言われる日を心待ちにしております。

心置きなくブッパしましょう

コメント

タイトルとURLをコピーしました