キッチンの背面収納についてどこまで考えてますか?生活感出るのイヤだからパントリー作ろうとか、見せる収納でオシャレにしよう!イヤ、背面収納のが機能的かも。しかしどう配置したらいいんだろう…って考えてるママ、お待たせしました。
結論から言いますと、背面収納をがっつり作り、歩数最短で配置してください!
注文住宅を建てる際、キッチン背面収納について悩みは尽きませんが、ズボラ主婦が使いやすいのは隠す収納に決まってます。ここでは、キッチン背面収納の配置はこんな感じでどうですか?って提案させて頂こうかと思います。
今注文住宅を計画中の方で、キッチン背面収納のユニットの種類や配置について悩んでいる人、ほんのちょっとだけわたしの大きなひとりごとにお付き合い下さい。
憧れてはイケないキッチン収納
まず聞きたいのは、世間のオシャレなキッチンに憧れてませんか?
早まってはイケません。わたしも間取りを考えてる時はマイホームハイとなってオシャレなキッチンに憧れたものの妻に諭され我に返ったのですが、実際はオシャレなキッチンなんて必要ない!イヤ、自分には向いていないことが分かりました。
特に下記2点のようなキッチン収納は一般人にはヤバいです。一度冷静になって考え、普通の背面収納にしてみませんか。
オシャレな見せる収納
キッチンで特にヤバいのが見せる収納。インスタ等では文字通り「魅せる」収納が施されています。めっちゃカッコイイって思いがちですが、冷静になれば自分にはこれはあり得ないことが分かります。
まず、おしゃれな鍋持ってません!頻繁に棚の掃除なんてしません!オシャレに見せるセンスありません!の三拍子揃ってます。
これらが可能なのはセンスのある掃除を怠らない人だけ。おそらくプロ級の人なのでしょう。一般人は大人しく隠す収納にした方が見た目もスッキリとし掃除も楽だと思います。
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パントリーの隠す収納
キッチン収納でやりがちなパントリーに全部隠す収納もヤバいです。YouTubeとかで一級建築士が生活感を隠すためにやりがちなスタイルです。これまた自分にはあり得ません。
まず、パントリーを作る余裕がありません!生活感あっても構いません!一歩でも少ない歩数で楽したい!の三拍子揃ってます。
こんなオシャレな生活感のないキッチンに招かれたらステキだなーって思うんですが、これまた日常がオシャレな人しか向いていないかと。一般人は大人しく機能重視で歩数重視で考えた方が、建築費用も安く料理も楽だと思います。
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●パントリーの隠す収納
一般人は隠す収納で!パントリーなんて必要ないっしょ
背面収納の幅の考え方
キッチンの背面収納の幅は2700mmにしました。
うちは幅3600(実寸3470)の長方形のLDK(いわゆる横長リビング)で、冷蔵庫は背面収納と同じ場所に並べる事は確定済。
将来的に4人家族になると想定した場合、冷蔵庫の大きさは500~600ℓ程度と予想される。ならば最大幅750mmぐらいの冷蔵庫を購入する可能性があるため、冷蔵庫が収まるスペースは左右10mmの余裕をみて幅770mmは確保したい。
てことで、3470ー770=2700mmが最大のキッチン背面収納の幅となる。
うちのキッチンはパントリーとかいうオシャレな収納のある金持ち仕様の間取りではありませんので、ギリギリまで背面収納を有効活用しようという考え方です。
キッチンは収納が多い方がイイ
背面収納の種類の選び方
背面収納はキッチンと同様、標準仕様であるリクシルのシステムキッチンASの収納ユニットから選びました。
まず考えたいのがキッチン家電の置き場所。一般家庭であると思われるものが、トースター、オーブンレンジ、炊飯器、湯沸かし器の4つぐらいか。これらを余裕を持って並べると1800mm程度必要となる。この幅をフロアキャビネットと呼ばれる腰までの高さのものから選ぶ。
腰高の高さは、腰を曲げずに背伸びもせずに使えるゴールデンゾーンなので、キッチン家電にすべてを奪われるのはもったいない。残った幅は、床から天井まですべてが収納となっているトールキャビネットを使用し、食器の収納にも使いたい。
そして忘れずに選びたいのがゴミ箱スペースのあるもの。うちの地域は燃えるごみとプラスチックごみが分かれていることから、45ℓのゴミ箱が2個入るものも選びたい。
腰以下の収納の開き戸は、かがまなければ中身が見えないので引き出しのがベスト。
●ゴールデンゾーンにも食器収納を
●ゴミ箱スペースは45ℓが最低2個
●開き戸よりも引き出しがベスト
キッチン家電とゴミ箱のスペースは絶対死守で
背面収納の位置の決め方
背面収納は収納量の多いトールキャビネット幅900mm、腰高のフロアキャビネット幅600mm×3個(家電用、ゴミ箱用、引き出し用)で計2700mmを選びました。その配置をご紹介します。
まず左から冷蔵庫。ダイニングに一番近く食事中に用意し忘れたマヨネーズ、ドレッシングなどを取るのに有利。調理中のキッチンは包丁を持ってたり熱い鍋など危険がいっぱいだが、子供が冷たい飲み物を飲むのもキッチン内に入る必要がなくべスポジ。
続いて炊飯器が置ける家電収納ユニット。食事中、ご飯のお替りは間違いなくある。それをダイニングから最短でイケる位置はココだけ。奥にあったらめんどくさくてお替りやめるだろう。
中央にはゴミ箱スペース。調理中一番ゴミが出るのはシンク周り。肉や魚を捌いたり野菜を切ったりしたカスは一度シンクにぶち込まれる。そんなシンクにいながら一歩も動かず振り返るだけでゴミが捨てれる位置はココだけだろう。
余ったスペースには引き出し収納。カトラリーを最上段に入れる事で、食洗機から一歩も動かずに収納が可能となった。
そして最後にトールキャビネット。左側に普段使いの食器を収納することにより、食洗機から取り出した食器を一歩も動かずゴールデンゾーンに収納できる。これで片付けがバツグンに楽になる。
●炊飯器はお替りしやすい場所に
●ゴミ箱スペースはシンク後ろに
●食器収納は食洗機から近い場所に
歩数が少なくなる位置に持ってこい
背面収納はプロにお任せ
最低限キッチン家電の置き場所、そしてゴミ箱スペースさえ確保しておけばそこまで失敗はないかと思います。しかし、もっともっと使いやすい位置があるのではないか?そんな向上心の高い人はプロに依頼するのがベストです。
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背面収納の後悔ポイント
いろいろシュミレーションをして考えたキッチンの背面収納だったのですが、やっぱりちょっとした後悔ポイントも無きにしも非ず。
今のキッチンの背面収納について、2点だけ気になるポイントがありますので参考にしていただければと思います。
ウォールキャビネットの高さ
目線より高い位置にある収納=ウォールキャビネットの高さを750mmにした事。
当初キッチン周りは収納したいものが多いので900mmにしたらどうかと妻に提案しましたが、いっぱいあるから要らんだろうと却下。高さ的に扉が顔に当たるのもイヤだしって事で750mmにしましたが、すでに収納パンパンなのでやっぱり900mmのが良かったかなと。
収納ユニットの幅
ほんの少しだけ気になるのが背面収納ユニットの幅を2700mmにした事。
背面収納だけでみれば後悔してないのですが、キッチンの幅が2550mmにしていた事により、リビング側から見ると、150mmだけ背面収納が出っ張ってしまうのです。炊飯器がこんにちわしてますね。見た目重視ならば2550mmで揃える方が良かったのかも知れません。
●収納ユニットの幅はキッチンと合わせて
注文住宅を建てる際、キッチンの背面収納について考えたお話でした。一般人ならばカッコつけてパントリーとか作らずに、壁を全面収納にして歩数減らした方が安上がりです。キッチン家電とゴミ箱スペースだけ忘れなければイイのかなと思います。
今回の記事を読んで考えた結果、ゴミ箱スペースの確保に成功しました!って言われる日を心待ちにしております。
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